東宝 ミスサイゴン

ブログトップ>2007年12月

2007年12月28日

製作発表レポートその7:ジジ挨拶

プリンシパル挨拶の最後は、ジジ役が登場です。今回、ジジを演じるのは、いずれも『ミス・サイゴン』初登場。池谷祐子さん、桑原麻希さん、菅谷真理恵さんの3人です。

池谷祐子さんは、石井一彰さんと同じ、東宝ミュージカル・アカデミーの1期生。この秋、『女ねずみ小僧』で舞台デビューしたばかりです。
「初めまして、池谷祐子です。私は”ムービー・イン・マイ・マインド”に込められた、キムでもエレンでもない、ジジという女性の思いや願いを、真っ直ぐにお客様に届けたいです。そのためにも、この素晴らしいカンパニーの皆さんと一緒にお芝居を深めていけるように、お稽古に全力で励みたいと思います」
最後に、
「やる気、満々です! よろしくお願いします」
と、意気込みのほどを表明した池谷さん。一見たおやかな風情ですが、芯の強さを感じさせるコメントでした。



続いては、桑原麻希さんです。2005〜2006年にかけ『レ・ミゼラブル』買入れ屋役で出演していたので、ご記憶の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「皆さん、初めまして。今回初めて『ミス・サイゴン』、そして、ジジ役で出演させて頂きます、桑原麻希です。…<池谷>祐子ちゃんがすごくしっかりしたご挨拶をしたので、もう何を言おうか、ちょっと動揺しちゃったんですけども…私も92年の初演から帝劇で観せて頂きまして、まさかこの作品に自分が出演出来る、そして、ジジ役で出演出来るってことが、ホントに信じられないですけれども、とにかくもう全力で頑張って」
と、『ミス・サイゴン』に出演出来る喜びをどう表現したものか迷いながら、言葉を続ける桑原さん、
「…まあ、皆様ご存知のように、結構露出した場面もありますので、身も、心も引き締めて頑張って参りたいと思います。どうぞよろしくお願い致します」



そして、プリンシパル挨拶の最後となります、菅谷真理恵さんにマイクが渡されます。
「初めまして、菅谷真理恵です。今回、私は、初めてプロとして舞台に立たせて頂きます。…もうホントに、今ここに居るということが…ホントに信じられないです。ホントに身の引き締まる思いで受け止めております。こんなに素晴らしいキャストの皆さん、スタッフの方々と一緒に舞台を創って行けるということ、ホントに誇りに思っています。どうぞ、よろしくお願いします」
まだ学生の菅谷さん。素顔は、”カッコいい”を目指している明朗快活な女性です。初舞台でジジ役、どのように演じてくれるでしょうか。



エンジニア、キム、クリス、ジョン、エレン、トゥイ、クリス…7役25名のプリンシパルご挨拶を、文字と写真でお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
2008年夏の公演まで、まだ半年以上ありますが、上演に向けての準備は着々と進んでいます。今月は製作発表だけでなく、オーストラリアから大量の装置類が日本に運びこまれ、日本版演出家フレッド・ハンソンが来日しての打合せがあり、新プリンシパルたちの扮装写真撮影を行いました(それらの模様は、またの機会に…)。来年1月下旬からは、本格稽古の前段階としての稽古、サイゴン・スクールが始まります。恐らく、あっという間に月日が経ち、プレビュー公演があり、そして初日の幕が開くことでしょう。
続投キャストあり、新キャストあり、個性あふれる顔ぶれがどのような『ミス・サイゴン』を創り上げていくのか、本当に公演が楽しみですね。


さてさて、ムラタ日記、今年は本日にて終了です。『レ・ミゼラブル』から『ミス・サイゴン』と、慣れないブログに試行錯誤の連続だった1年でしたが、皆さんに励ましていただいたおかげで、なんとか今年を終れそうです。本当に、ありがとうございましたm(_ _)m。
2008年1月1日には、お年玉映像をアップします。先日のクリスマス・コメント映像で、「次はきっと、元旦だな」と思っていたアナタ、大当たりです!(笑) 男性キャストからの「あけおめ」コメントをお届けします。
その後は、またちょっとお休みをいただいて、1月7日から、プリンシパル挨拶のダイジェスト映像や、男女アンサンブルのコール映像、質疑応答の模様のレポートなど、順次お送りしていく予定です。

2008年は『ミス・サイゴン』の年。皆さんと一緒に『サイゴン』版ムラタ日記、大いに盛り上がっていければと思います。来年も、どうぞよろしくお願いします。
それでは皆さん、よいお年を〜!

2007年12月27日

製作発表レポートその6:トゥイ挨拶

プリンシパル挨拶、男性陣の最後はトゥイの3人です。トゥイ役には、前回から続投の泉見洋平さん。そして、石井一彰さん、神田恭兵さんのお2人が新たに加わりました。

まず、マイクを握ったのは、2007年『レ・ミゼラブル』フイイ役を務めた石井一彰さんです。
「この度、トゥイ役を演らして頂きます、石井一彰です。えー、この『ミス・サイゴン』という作品に今回に参加出来るということと、素晴らしいキャストの方々とご一緒に出来るということが、本当に幸せです」
石井さん、一言一言を大切に口にしていきます。そして、
「だけど、浮かれてはいません。というのは…本番の…本番で千穐楽まで、この素晴らしいキャストの方々の実力に追い付けるように、出来ることを毎日稽古していきたいと思いますので、よろしくお願いします」
と、決然とコメントしたのでした。



続いては、泉見洋平さん。
「トゥイ役を演らせて頂きます、泉見洋平です。…2004年の時にこのトゥイという役に出会って、そしてまた再会出来る喜びっていうのを、ここに来て実感しています
このトゥイという役を通じて、“自分の中にこんなにも激しい部分があったのか”とか、“無念の思い”とか、何かいろんな感情が生まれた作品だったので、またどんな新たな発見が出来るのか楽しみにしています。どうぞ、よろしくお願いします」
2004年のトゥイ役の熱演は、記憶に鮮烈ですが、今回はまたどのようなトゥイを見せてくれるのか、泉見さんの演技と歌が楽しみです。



3人目のトゥイは、新加入の神田恭兵さんです。
「皆様、初めまして。神田恭兵と申します。えー、今まで…今さっきまでずっと、何を言おうか考えてたんですけど、とりあえず今、スカっと忘れてしまいました。ただ、僕がチャレンジャーとしてこの作品に、これだけ素晴らしいキャストの皆様と参加出来ることを、すごく嬉しく思います。頑張っていきたいと思いますので、是非観に来て下さい。よろしくお願いします」
2007年春、学業を終え、本格的に舞台活動を始めた神田さん。フレッシュな魅力あふれるご挨拶でした。



トゥイ役にも、それぞれに魅力あふれる3名が扮します。本番、どうぞお楽しみに。

明日は、本年最後のアップになると思います。ジジ役のご挨拶をお送りしまーす。

2007年12月26日

製作発表レポートその5:エレン挨拶

プリンシパル挨拶、5番目の登場はエレン役の皆さんです。
2008年のエレンは、浅野実奈子さん、シルビア・グラブさん、鈴木ほのかさん、RiRiKAさんの4人になります。 

まずは、初演の際、鈴木ほのかさんのエレンに憧れ、何度も帝劇に通ったという浅野実奈子さんです。
「この度、エレン役を演らせて頂きます、浅野実奈子です。私が、まだ学生の頃にこの『ミス・サイゴン』という作品に出会ってなければ、今の私はいないのではないか、と。それぐらい言っても過言ではない、とても思い入れの深い、大きな作品でして。…ロンドンにもブロードウェイにも観に行って、絶対に出たいと願い続けて、2004年のオーディションの際には、爪の先でもいいから出たいという気持ちでオーディションを受けました」
その2004年公演にアンサンブル(ミミ役)で参加出来たことを、幸運、と表現した浅野さんは、
「今回は更に、大きな大きな目標であったエレン役を演らせて頂くことになりまして、本当に嬉しいです。今までの役者人生を賭けて頑張りたいと思います。応援、よろしくお願い致します」
とご挨拶を結びました。

2人目のエレンは、前日まで、キム役の新妻聖子さんと同じ舞台に立っていたシルビア・グラブさんです。
「エレン役を演らせて頂きます、シルビア・グラブです。えっと…昨日まで<舞台上で>イタリア人だったので、ちょっと日本語が喋れないかもしれないんですけども、それは許して下さい」
と、場内を笑いに誘ったシルビアさん。まずは『レ・ミゼラブル』同様、同じ役に複数の出演者がいるカンパニーについて触れ、
「何が楽しみかってそれは、滅多に出来ないことなんですが、客席で見れるんですよ、自分が出る作品を。で、それが、いろんなパターンがあって、それを見るのがすごく勉強になるので、私はこれ、感謝しています。ありがとうございます」
次いで出た言葉が、
「で、いつになったらアメリカ人になれるんだろう?って。今、イタリア人なんで…ごめんなさいね」
再び、客席に笑いが起きます。
「チョットマテネ。ゴメンナサァイ。チョットフツウニ、ニホンゴ、シャベレルマデ」
カタコトの日本語を話す外国人を真似たシルビアさんの口調に、場内大笑い。
「私は、子供の時に『レ・ミゼラブル』が演りたくてしょうがなくてミュージカルの世界に入ったんですけれども…『ミス・サイゴン』、私が初めてお金を払って観たミュージカルだったんです。で、ずーっとやっぱり、このシェーンベルクの音楽を歌いたくって、やっと…『レミ』と一緒なんですけど、オーディション落ち続けて、やっとここに立てるのを幸せと思っています。「来年、<出演者の>皆さまと共演出来るのも楽しみにしております」
最後に客席に、
「是非是非、全パターンを見逃さないで下さい。よろしくお願いします」
と一礼し、席についたシルビアさんでした。

 

続いては、鈴木ほのかさん。『サイゴン』ファンならご存知の通り、今回、92年の初演と同じ役でカンパニーに帰って来ました。
「こんにちは。初演でエレンを演じさせて頂きました鈴木ほのかです。初演に出ているというだけで、ある、ひとつの女性としての困難を持っているんですけれども(笑)…その困難を乗り越えて選んで下さったキャスティング・ディレクター、そしてキャメロン・マッキントッシュ、そして東宝のスタッフの方々、本当にどうもありがとうございました」
同じ作品に、10年以上を経て再び出演出来ることをまず感謝したほのかさん、
「帝劇で1年半のロングランというのは、私の経験の中でホントに最も大きいと言っても過言でない程の、いろんな思い出が詰まったものなんですけれども、今その、また同じ…その時と同じ興奮を覚えております」
と、喜びもまた語ってくれました。
「キャスティング表を見た時に…皆さんの、キャストを見た時に、ちょっともうひっくり返りそうになってしまったんですけれども(笑)、その中に熱い熱い市村さんを見つけまして、それで、”あぁ、また市村さんとご一緒の舞台に立てるんだなぁ”と思って、ホントに嬉しく思っております。どうぞよろしくお願い致します」
ほのかさんのエレンの歌声、初演のCDでお聞きになった方も多いと思います。帝劇にあの歌声が甦る日が、来年夏、やって来ます。

エレン役の4人目は、宝塚歌劇団出身のRiRiKAさんです。緊張の中にも喜びを感じるコメントでした。
「初めまして、RiRiKAです。よろしくお願い致します。私は、4年前に、初めて『ミス・サイゴン』を観劇させて頂きまして、その時に大変衝撃を受けまして、人生が変わったといっても過言ではございません。本当に、世界で一番好きな作品は『ミス・サイゴン』なので、その作品でエレンという役を戴けたことを本当に幸せに思っております。今まで、自分がたくさん観て来た素晴らしい方々とご一緒させて頂くことを、ホントに幸せに思います。勉強させて頂きながら、頑張りたいと思います。よろしくお願い致します」
宝塚在団中から、歌の上手さには定評のあったRiRiKAさん。2008年は『Endless SHOCK』リカ役で明け、『ミス・サイゴン』へと帝劇出演が続きます。

  

4人のエレン、それぞれに違った趣で魅せてくれそうですね。

次回のプリンシパル挨拶は、トゥイ役の皆さんに登場してもらいます。お楽しみに。

2007年12月25日

製作発表レポートその4:ジョン挨拶

製作発表レポートも4回目となりました。
プリンシパル挨拶、まだまだ続きます。本日は、ジョン役の3人です。

ジョン役は、前回からの岡幸二郎さん、坂元健児さんの他、新たに岸祐二さんが加わりました。ご挨拶、まずは、幸二郎さんから。

「岡幸二郎です、よろしくお願い致します」
いつものように颯爽とご挨拶を始めた岡さん。ここでいきなり、衝撃(?)の発言です。
「私は、この初演のオーディションで、実はクリスで受けておりまして…まんまと落ちまして(笑)。そしたら2004年の再演でジョンの役を戴きまして、ホントにその時は嬉しくて。やっと念願の『ミス・サイゴン』に出させて頂いた気持ちで一杯で、演じて参りました。
今回は、私にとっては再演になります。前回の興奮だけではなく、ひとつ落ち着いて、もっと深く役を考えて、挑んでいきたいと思います」
そして、井上さん同様、福岡を故郷に持つ岡さんも、
「私も福岡の出身で、この作品を博多座に持って行けることが、ホントに嬉しくてしょうがないです」
とコメント。続けて、
「それと、軽部さんもおっしゃいましたが、ヘリコプターとキャデラックが出るのはもう日本だけになったらしいですね。他ではもう見られないらしい、オリジナルは日本だけになったらしいので、それに恥じないように精一杯頑張りたいと思います。よろしくお願い致します」
と、気持ちも新たに再演に取り組む決意を述べてくれました。



続く2人目のジョンは、岸祐二さんです。
「今回ジョンを演らせて頂きます、岸祐二と申します。よろしくお願いします。えっと、前回の2004年の公演は、クリスの照井さんとかエレンの浅野さんとかと一緒にアンサンブルで参加させて頂いておりまして…今回、ジョンという役を頂いてホントに光栄に思います。それから役の重みも、とても重く感じておる今日この頃です。その2004年よりも素晴らしい舞台に出来るよう、今までの自分を全部ぶつけて頑張っていきたいと思うので、よろしくお願いします」
2003年に初参加した『レ・ミゼラブル』では、ブリジョンからアンジョルラスへと役を替え、着実にステップアップして来た岸さん。ジョンの歌う”ブイドイ”は、自身のライブでも好んで歌っていた曲だけに、本番が楽しみです。来年5月には、井上芳雄さん、笹本玲奈さん、知念里奈さん、そして同じジョン役の岡幸二郎さんと共に『ルドルフ』出演もあります。

ジョン役、3人目は坂元健児さんが登場です。
「前回に引き続きましてジョンを演らせて頂くことになりました、坂元健児です。えっと、今回の僕のテーマは、“庶民的なジョン”です。よろしくお願いします」
あっさりきっぱり言い切って席についた坂元さん。これには、客席も出演者も大爆笑です。軽部さんから、
「前回は、庶民的ではなかったん…ですね?」
との質問が出ると、
「違います」
と否定。というのは、
「<クリスとジョンの2役を演じた前回は>クリス役が”庶民的”」
だったんだとか。そう答えつつも、坂元さんは、手持ちのマイクをどこに回すべきか気がかりだったようで、あっちを見たり、こっちを見たり…。
「今回はジョン役に専念ということで…マイクのことが気になってしょうがない?」
と軽部さんに突っ込みを入れられてしまいます。またしても場内爆笑の内に、坂元さんのご挨拶は終了となったのでした。

 

再度役に挑む岡さん、坂元さんがどのように役を深めていくのか、新加入の岸さんがどのような役作りをするのか、これまた個性豊かな3人のジョンたちの姿に、期待に胸がふくらみますね。

次回は、エレン役の皆さんのコメントをお届けします。お楽しみに。

2007年12月23日

Merry X'mas 女性キャストより映像メッセージです

クリスマス・イブ、いかがお過ごしですか?
さて本日は、女性キャストより、クリスマスの映像メッセージをお届けしたいと思います。

先日の製作発表の際に収録したのですが、何しろイベント開始前の慌しい時にカメラを回したためキャスト一人一人をきちんと撮影出来ていません。ごめんなさいm(_ _)m。お稽古が始まりましたら順次キャスト紹介等をしていく予定ですので、今回はご勘弁下さいませ。

エレン4名・ジジ3名・女性アンサンブル16名の皆さんは、女性用控え室での集合映像です。4グループに分かれての収録となりました。字幕が入りきらないので、キャスト名は下記します。ご参考までにー。
最初のメッセージ
 <左から>ジジ 菅谷真理恵さん、安田貴和子さん、安藤由紀さん
 <右から>浜田順子さん、杉本朝陽さん、水野里香さん
次のメッセージ
 <左から>宇都宮愛さん、エレン RiRiKAさん
 <右から>エレン 鈴木ほのかさん、中野祥子さん、金城尚美さん
3つめのメッセージ
 <左から>ジジ 桑原麻希さん
 <右から>藤咲みどりさん、エレン 浅野実奈子さん、エレン シルビア・グラブさん
4つめのメッセージ
 <左から>唐沢美帆さん、伊藤麻美さん、穂積由香さん、穴田有里さん
 <右から>園田弥生さん、青木真由子さん、ジジ 池谷祐子さん、佐々木由布さん
以上、23名の皆さんです。

マスコミ取材のため別室に控えていたキムの4人には、一言ずつコメントをもらってきました。
実はこのメッセージ収録、最初はタイミングが合わず、4人の声はバラバラ(笑)。笹本玲奈さんが新妻聖子さんにリードをとるよう頼んだところ、前日、舞台の千穐楽を終えたばかりでお疲れ気味の新妻さんは「眠いし」と冗談を交えながら、「皆で一緒に」と呼びかけ、気を取り直してリテイク(撮り直し)する…という場面も。同室に居たクリス役の皆さんの笑い声や突っ込みも交えてのウラ映像付きメッセージです。

それでは、女性キャストからのクリスマスメッセージ映像、どうぞお楽しみ下さい。

●女性キャスト X'masメッセージ(1分17秒))

製作発表レポートその3:クリス挨拶

本日も、製作発表レポートです。第3回は、プリンシパルご挨拶より、クリス役の皆さんの登場です。
映像が待ち遠しい方にはゴメンなさい。文字&写真です。但し、コメント完全収録です。
どうぞご覧下さい。

エンジニア、キムとくれば、続くはもちろんクリスです。クリス役は今回、大きくキャストが入れ替わりました。続投は1人、新キャストが3人という顔ぶれです。

まずは、2004年からの続投となります井上芳雄さんです。
「クリスを前回に引き続き演らせて頂きます、井上です。また『ミス・サイゴン』の世界に浸れるのかと思うと、とても楽しみで嬉しいです」
と、ごくごく普通に始まったご挨拶でしたが、
「クリスという役はですね、世間的にはいろいろ言われてしまう…結局おまえが悪いんじゃないか、みたいな…」
で、お客様は爆笑。井上さんは淡々と、
「<そんな風に>言われがちな役ではありますが、僕は今まで演じてきた役柄の中で、一番好きな役がクリスです」
このコメントには客席ばかりでなくキャストも大爆笑だったのですが、またも井上さんは淡々と、
「どういうことだ?」
と自分に突っ込みを入れ、場内に更なる笑いを呼んだのでした。
「<いろいろ言われるクリスですが>とても、その人間味のあるところと言いますか、それをまた、この再演で…再々演になるのかな…また深めて、そして、気持ちも新たに『サイゴン』の世界に挑めたらいいな、と思っています。
個人的には、故郷であります福岡で公演出来るのがとても楽しみです。よろしくお願いします」
と、巧みな話術でのコメントを披露してくれた井上さんでした。
井上さんは間もなく千穐楽を迎える『モーツァルト!』に続き、2月は『ウェディングシンガー』、5月に笹本玲奈さんらと『ルドルフ』と主演舞台が続きます。2度目の挑戦となるクリスも楽しみですね。

続く3人は、いずれも新たなクリス役となります。
前回公演のアンサンブルから今回、クリスに役を替えての登場となります照井裕隆さんにマイクが渡ります。
「クリス役の照井裕隆です。僕は、2004年の『ミス・サイゴン』にアンサンブルで出演させて頂いたんですけれども、今回はクリス役で挑戦出来るということで、とても興奮しています」
照井さんは、エンジニア役の橋本さとしさんのコメントを踏まえ、
「”カムバック・サーモン”ではないんですが、僕も”出世魚”のように毎日精進して、来年の7月から、今よりも成長した姿を皆さんにお見せ出来たらいいな、と思っていますので、是非観に来て下さい。よろしくお願いします」
と締めくくりました。
照井さんも他のクリスの皆さん同様、素晴らしい歌声の持ち主なので、クリス役、期待が高まります。来年2〜3月には原田優一さん共々、『ベガーズ・オペラ』再演に出演予定です。

 

次の原田優一さんはこの日、公演中の舞台で士官学校生を演じている最中とあって、いかにも軍人らしい短髪。クリス役での舞台姿が浮かんで来るようです。
「クリス役の原田優一です。よろしくお願いします。1992年の初演の『ミス・サイゴン』、日本初演の『ミス・サイゴン』、母に連れられて帝国劇場に観に来たのを、すごく今でもはっきりと覚えているんですけども、まさか今回、『ミス・サイゴン』にクリス役で出演出来るなんてホントに夢のようで…今でもホント興奮して、この世界現実か?っていうような…ホントに嬉しく思っています」
出演出来る喜びを語った後、
「そして今回」
と、最前列中央に座るエンジニアたちに顔を向けたかと思うと、
「我が母校、小中学校と大先輩であります市村正親さんと初めてご一緒させて頂くのを、ホントに嬉しく思ってます」
ビックリしながら「ホント?」と問いかけた市村さんに、原田さん、「はい。川越市出身です」と返します。
「もうホントに、素敵な先輩方に囲まれて、ホントに幸せな日々が待っていると思うと、ホントに今でも楽しくてしょうがないです。しっかり稽古して、しっかりクリスを演じたいと思います。よろしくお願いします」
挨拶を終え、いったん席についた原田さんでしたが、司会の軽部さんが『サイゴン』初演の2年後、1994年に原田さんが『レ・ミゼラブル』ガブローシュ役を演じていたことに触れ、
「ガブローシュ、こんなに大きくなりました」
と客席の爆笑を誘うと、急いで立ち上がり、会場の皆さんに何度も何度も頭を下げていました。

クリス役4人目は、デモンストレーションで素晴らしい歌声を披露してくれた藤岡正明さん。
「初めて今回、2008年、クリス役として演らせて頂きます、藤岡正明です。よろしくお願いします。…昨日まで、僕の髪の毛は、あと20センチくらい長かったんですけども、今回、クリス役を演るということでバッサリと切って来たんですけど…友人から”サルみたいだね”と言われまして」
と、苦笑。
「自分でもそう思っています」
と続け、場内は爆笑でした。
「もっと、この髪型がクリスらしいね、と言われるように、しっかり精進して頑張りますので、よろしくお願いします」
『レ・ミゼラブル』マリウス役に続いて、本格的なミュージカルへの出演はこれが2作目となる藤岡さん。どのようなクリスを創っていくのでしょうか。

  

クリスもまた、四者四様。キムやエレンとの組み合わせによっても印象が違ってくることでしょう。彼らがどのように稽古を経て本番を迎えるのか、これからが本当に楽しみです。

次回はジョン役、岡幸二郎さん、岸祐二さん、坂元健児さんのご挨拶をお届けします。では、また。

2007年12月22日

製作発表レポートその2:キム挨拶

製作発表詳細レポートその2は、プリンシパルご挨拶のキム編です。
文字&写真のコメント完全収録版です。どうぞご覧下さい。

エンジニア役に続いて挨拶に立ったのは、4人のキムたち。今回キムを演じるのは、2004年から続投の笹本玲奈さん、知念里奈さん、新妻聖子さんの3人と、新たに加わったソニンさんです。

まずは、『ベガーズ・オペラ』『ルドルフ』そして『ミス・サイゴン』と、来年も東宝ミュージカル出演が続く笹本玲奈さんからご挨拶が始まります。
「笹本玲奈です。私にとっては、ホントにかけがえのない作品のひとつとなった、この『ミス・サイゴン』に、再びキム役として戻って来られることをホントに嬉しく思っています。よろしくお願いします」
4年前はまだどこか幼さの残る笹本さんでしたが、今やすっかり大人の女性に。司会進行の軽部アナウンサーも、
「4年経って、<今回は前回とは違った>しっとりとした感じのキムが見られるんじゃないか」
と、期待を寄せていました。

次は、新たなキム役、ソニンさんです。
「キム役を演らせて頂きます、ソニンです。今日はですね、カンパニーの方の多さとマスコミの方の多さに圧倒され、すごく緊張してるんですけれども…本番は自分らしく、恐れずのびのびと、一生懸命演っていきたいと思います」
と凛として決意を述べた後、
「来年7月からは約…公演期間 半年以上、キムとして…一生懸命、キムとしてだけ生きられるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」
長丁場に公演にかける意気込みを語ってくれました。ソニンさんがパワフルな歌声でどのようなキムを見せてくれるのか、本番が楽しみです。


  

3人目のキムは、これまた続投組の知念里奈さん。
「私は2004年に初めてキムを演らせて頂いて…ホントに、あの喜びの毎日がまた来年<めぐって来て>、キムを演れるんだな、と思うとホントに嬉しいんですが。
この4年の間に自分自身もいろんなことを経験しましたし、年も重ねて…キムとは10歳違うので、その辺、どんな風に埋められるかな、という不安がありますが…思いっきり、一日一日を大切に、キムを愛して演じていけたらな、と思っています。よろしくお願いします」
知念さんも来年、『ルドルフ』シュテファニー役を経ての『サイゴン』出演となります。歳月を経て再び挑むキム役、どのように魅せてくれるのでしょうか。

そして最後に、これまた東宝ミュージカルではお馴染みの新妻聖子さんがマイクを握ります。
「キム役の新妻聖子でございます。私にとっては、とても特別で大切な作品である『ミス・サイゴン』、そしてキムという役に再び挑める幸せを、今日は改めてかみしめております。
2008年夏から、そして2009年新春にかけて、精一杯キムとして自然に呼吸が出来るように、お稽古頑張ってまいりたいと思います。よろしくお願いいたします」
前日まで舞台を務めていた新妻さんですが、疲れも見せず、さわやかにキム役のご挨拶を締めくくってくれました。


 

新キャストと、再演となる3人が刺激しあい高めあって、それぞれに魅力あふれるキムを創り出してくれることと思います。彼女たちの力強い歌声が聴ける日が、本当に待ち遠しいですね。

さて次回レポートは、クリス役4名のご挨拶です。どうぞお楽しみに〜。

2007年12月21日

製作発表レポートその1:エンジニア挨拶

本日は、製作発表の詳細レポートをお届けしたいとおもいます。
第1弾は、プロモーション映像、キャスト全員コールに続いて行われた、プリンシパルご挨拶です。
ただし、文字と写真f^^;。25名30分弱の映像はブログに上げるにはボリュームがありすぎるため、ただいま鋭意編集中なのです。後日必ずダイジェスト映像をお届けしますので、しばらくお待ち下さいませ。

それでは、文字と写真によるエンジニア役の皆さんのコメント完全版、どうぞ。

プリンシパルご挨拶のトップバッターは、もちろんこの人。初演・再演に続き三度エンジニアを務める、まさに『ミス・サイゴン』の顔、市村正親さんです。
「エンジニアを演じます、市村正親です。この『ミス・サイゴン』の記者発表、こうやって<と後ろを振り返って全キャストを眺め>ずらっと見ると、初演の時に初めてのオーディション受かって、記者発表出た時のことを思い出します。非常に、あの時は若かったんですけども、だいぶ…初演から出てる人間は、今回復帰した<エレン役の鈴木>ほのかと僕ぐらいで…”人生の重み”を、この『ミス・サイゴン』にぶつけていきたいな、と思ってます。
僕にとっては、この『ミス・サイゴン』でひとつ、演劇のアメリカンドリームを摑んだような作品ですので、非常に貴重な作品です。
ただ残念なのは、本田美奈子.がこの世を去って…初演の時にはホントに約…ミス・サイゴンスクールから含めると、3年のお付き合いをさせてもらいました。その美奈子.の想いも含めて、今回はまたエンジニア、爆発させていきたいと思ってます。皆さん、よろしくお願いします」
市村さんは、初演からの苦労を知る方ならではの、厳粛な面持ちでの決意表明となりました。

続いては、同じくエンジニア役の筧利夫さん。
「ようこそ、本日は。どうも、いらっしゃい」
と客席を沸かせると、
「皆さん、日本の『ミス・サイゴン』を世界の標準とするために、エンジニア日本代表として派遣されました筧利夫でございます。
この作品をですね、日本の多くの皆様に見て頂く! ただそれだけではなく、世界中の皆様に日本に足を運んで頂き、日本の『ミス・サイゴン』はちょっと違う! イギリスともアメリカともドイツとも違う! 世界一の、日本一の『ミス・サイゴン』である! と…そう言って頂くために私、全力で頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします」
軽妙な語り口で場を盛り上げた筧さん。
実際、オリジナル版にある本物のキャデラック、実物大のヘリコプター、巨大なホーチミン像などの装置は、日本でしか見られなくなってしまったこともあり(ヘリコプターなど、映像で済ませてしまう国もあります)、筧さん言うところの「世界一日本一の『ミス・サイゴン』」という表現は、決して大げさなものではありません。

   

次に、『レ・ミゼラブル』『ベガーズ・オペラ』でもお馴染み、橋本さとしさんにマイクが渡ります。
「皆さん、こんにちは。『ミス・サイゴン』でエンジニアを演らして頂きます、橋本さとしです。よろしくお願いします」
と普通に挨拶が始まったのですが、
「4年前、『ミス・サイゴン』に参加さして頂きまして、4年という月日をえて」
???と客席、ざわめきます。
「…月日を、えて…月日をえて…あ、月日を経て?」
と場内を笑わせておいて、
「つ、月日を経て、自分なりに多少は大人になったと思います。今回の『ミス・サイゴン』では、”カムバック・サーモン”で、卵をいっぱい携え、脂の乗り切った紅鮭として、また赤いスーツで帰って来たいな、と思っておりますんで、皆さんどうぞ”カムバック・サーモン、『ミス・サイゴン』”、エンジニア、楽しみにして下さい。本日は、どうも有難うございます」
と爆笑爆笑また爆笑のコメントでした。

軽部さんの、
「この雰囲気を変えていただけるのでしょうか、どうでしょうか?」
とのフリで立ち上がったのは、これまた『レ・ミゼラブル』でお馴染みの別所哲也さんです。
「皆さん、こんにちは。別所哲也です。どうぞ宜しくお願いします」
さわやかに語り出した別所さん。
「大変個性豊かなエンジニアのお三方、揃っているので、僕、負けずに頑張ろうと思います。
今日は、赤い服を着て来ました。赤は『サイゴン』のキーカラーだと思ってですね、頑張っていきたいと思うんですけど。如何に来年も頑張ろうかということで、僕、携帯も赤い色に週末、変えました。自分のラッキーカラーを”赤”で統一して、来年も頑張っていきたいと思います。
僕は2004年の年に<エンジニア役を>演らせて頂いてたんですが、ホントに『レ・ミゼラブル』と同じカンパニー、と言うか、プロダクションとは思えない、また全く色の違う感動的な作品で。僕にとっても挑戦出来る、非常にいいエンジニアという役を4年後<にまた演じられるということで>、”カムバック・サーモン”というワケに、僕はいくかわかりませんが、頑張って演じてみたいと思います。どうぞ宜しくお願いします」

  

市村さんは3度目、筧さん・橋本さん・別所さんは2度目となるエンジニア役への挑戦となります。再び、4人それぞれに個性的なエンジニアに会える日が待ち遠しくなるコメントでした。

次回は、製作発表詳細レポートその2:キム挨拶。これまた文字&写真のコメント完全収録版です。お楽しみに〜。

2007年12月19日

製作発表その2、藤岡クリスのソロ映像です

ムラタ日記復活初日、早速コメントをお寄せくださった皆さん、ありがとうございました。これを励みに、少しでもご期待に応えられるよう頑張ります。

さて本日は、製作発表映像の第2弾、新クリス 藤岡正明さんによる「Why God, Why?(神よ何故?)」をお届けです。

製作発表では、リハーサルから表情固めだった藤岡正明さん。
ミュージカル・デビューとなった2005年「レ・ミゼラブル」の初日ですら、
「照明とか衣裳とか、お客さんの熱気とか、すっごい気持ちいい〜っ!」
と、とにかく楽しんでいた藤岡さんだっただけに、初めて見る緊張ぶりには驚きました。

デュエット曲を共に披露したキム役、ソニンさんによると、以前、お二人はDisneyチャンネルで「A Whole New World」を歌ったことがあるそう。その経験があったので、今回、呼吸を合わせやすかったようです。
リハーサルでスタッフが、
「キムとクリスなんだからもっと見詰め合って」
というような演出をつけると、
「何か、目が合うとダメだかも」
緊張からテンションが高まっていたためか、ソニンさんの笑いが止まらなくなくなり、
「何だよぉ」
と、藤岡さんも笑ってしまう場面もありました。
とは言え本番では、お二人とも、そんな出来事をみじんも感じさせない堂々とした歌声。
「Why God, Why?(神よ何故?)」を、藤岡さんが「レミ」のマリウス役とは違った魅力で歌い上げると、ソニンさんが登場し、時に夢見るように彼方を見やり、藤岡クリスを愛しげに見つめ、二人しっかり目線を合わせて「The Last Night of the World(世界が終る夜のように)」を聞かせてくれたのでした。

今日の映像は、その藤岡クリスによる「Why God, Why?(神よ何故?)」です。
どうぞお楽しみ下さい。


 ●第1次製作発表 デモンストレーション:藤岡正明(4分06秒)
    ※映像が表示されるまで、若干お時間がかかる場合がございます。予めご了承下さい

 

2007年12月18日

第1次製作発表:ソニンさん・藤岡さんデュエット映像です

皆さん、初めまして。「レ・ミゼラブル」ホームページやブログをご覧いただいてた皆さんは、お久しぶりです。ムラタです。
この度、「ミス・サイゴン」ブログでも、「ムラタ日記」をやることになりました。
これから公演終了まで、皆さんに「ミス・サイゴン」により親しんでいただけるよう、より愛していただけるよう、稽古や舞台裏の模様などたくさんの情報をお届けしたいと思いますので、長丁場ですが、最後までお付き合いの程よろしくお願いしますm(_ _)m。

とまあ、前置きはこれくらいにして・・・

昨日、帝国ホテルで、「ミス・サイゴン」第1次製作発表が行われました。
全キャスト(但し1名病欠)が一堂に会し、多勢のマスコミとホームページ上で公募した200名のオーディエンスの皆さんが見守る中、約1時間半にわたる熱気溢れた催しとなりました。

第1次製作発表は12月17日(月)11:00、帝国ホテルにて、後援のフジテレビのアナウンサーであります軽部真一さんの司会で始まりました。
プロモーション映像の上映が終わると全キャストが入場です。壇上に総勢84名が居並ぶ様は、まさに壮観の一言。軽部さんからキャスト一人ひとりの名前が呼ばれ、プリンシパル25名が順にご挨拶しました。
質疑応答を経てデモンストレーションに移り、まずはクリス役の藤岡正明さんが「神よ何故?(Why God, Why?)」、続いて藤岡さんとキム役ソニンさんのお二人が「世界が終る夜のように(The Last Night of the World)」を歌い上げます。
その余韻も覚めやらぬまま、フォトセッションをもって製作発表が終了し、最後に会場出口で、60名のアンサンブルが帰途につくオーディエンスの皆さんをお見送りさせていただきました。
プリンシパル挨拶や質疑応答の内容など、製作発表の詳しい模様は明日から少しずつご紹介していく予定ですが、今日はまず、キム役のソニンさんと、クリスの藤岡正明さんによるデモンストレーション映像をお届けしたいと思います。 

リハーサルの時から、かなり緊張していたソニンさんと藤岡さん。
特に藤岡さんは、2005年春「レ・ミゼラブル」マリウス役の初日ですら見せなかったほどの緊張ぶりで、歌の途中で知らず知らずのうちにマイクのスイッチを切ってしまうというハプニングも。
まだまだ稽古を始めたばかりですが、お二人の伸びやかな歌声を、映像にてどうぞお楽しみ下さい。


 ●第1次製作発表 デモンストレーション:ソニン&藤岡正明(3分42秒)
    ※映像が表示されるまで、若干お時間がかかる場合がございます。予めご了承下さい

 

あの伝説のミュージカルの封印を解こう

 


この一枚の写真から、「ミス・サイゴン」のすべてが始まりました。
これは、ホー・チ・ミン市空港での母と娘の別れの写真です。
少女は、アメリカにいる父親の元に旅立ち、その母は、今後二度と娘に会えないことを知っています。
母は、娘の未来のために、すべてを犠牲にしているのです。
泣きじゃくる娘を前にして、母は、何物にも変えがたい悲しみに満ちています。
この一枚の写真を元に、作者は、究極の愛のミュージカル「ミス・サイゴン」を創り上げたのです。
「ミス・サイゴン」は1989年ロンドンで超大作ミュージカルとして誕生し、日本では、1992年 508日間 745回歴史に残るロングラン公演を行いました。
そして、伝説のミュージカルとして2004年4ヶ月のロングランを行いました。「ミス・サイゴン」は、時を経て、諸外国では演出が変わりました、たとえば、ヘリコプターの飛来は、映像となりました。しかし、今回の日本公演は、オリジナル演出で行います。
オリジナル演出で行われるものとして、世界一の「ミス・サイゴン」を創り上げたいと思います。
今再び、伝説の封印を解きます。絶対泣いちゃうミュージカルです。
どうか皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

飯田眞一(ハンドルネーム・宣伝のカリスマ)

カリスマ ロンドンをゆく を続きを読むからご覧ください

カリスマ ロンドンをゆく
1990年、私は、ロンドンの町で迷子になっていた。
「ミス・サイゴン」のロゴの入ったバスに乗れば、劇場に着くだろうと思ったら、まったく反対のほうに出てしまった。
思えば、ヒースロー空港で手荷物検査のとき、常備薬のことを聞かれて、「ドラック」と言って係員を仰天させ、入管室で、薬は「めでいすうん」と言うのだと教えられるような珍道中だった。
やっとの思いで、劇場に着いた、オペラを上演するような渋さをもった劇場だった。
資料用にパンフレットを10冊ぐらい買った。中年の英国紳士に肩をたたかれた。「売ってくれ」と言う。どうも売り子に間違えられたらしい。
ヘリの轟音とともに、幕が開いた、言葉のわからない僕は、音楽に身をゆだねていた、虜になった。そして、人生で初めての経験をした、劇場の観客が、いっせいに涙するのだ。私ももちろん泣いている。強い衝撃波のように劇場が泣く瞬間をはじめて知った。
日本に帰って、当時の演劇担当専務にどうだったと聞かれた。僕は、そのすばらしさを伝えた。勝負できるかねと聞かれて、6ヶ月ぐらいのロングランならいけると答えた。すると、そうかじゃ君が宣伝担当をやりなさい。期間は、一年半だよ。私は椅子から転がり落ちた。
そして、僕と「ミス・サイゴン」の長い付き合いが始まった。


 
eyeVioを快適にご覧になるために
最新のFLASHPLAYERの
ダウンロードをお奨めします

2008年04月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30