東宝 ミスサイゴン

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2008年01月31日

福岡でのイベント映像、ご覧になりましたか?

皆さん、お久しぶりです。ムラタです。
先週1月25日(金)、博多座お隣りの博多リバレイン内で、「ミス・サイゴン」のミニ・イベントがありました。キム役の新妻聖子さん、クリス役の藤岡正明さんの二人が福岡入りし、楽しいトークと歌を披露してくれました。

新妻さん&藤岡さんのトーク&歌、詳しい模様は、博多座ホームページにアップされています。本日31日夕方の時点では、トーク前半部分と藤岡さんによる「神よ、何故?」が見られます。未見の方は是非、ご覧になってみて下さい。
博多座「ミス・サイゴン」ホームページ、アドレスはこちらです。

http://www.hakataza.co.jp/miss_saigon/index.html

トップページから、「News」をクリックして下さいねー。


ところで、トーク映像中で新妻さんが、これまで帝劇以外で上演出来なかった理由について、セットがものすごいしヘリコプターの問題もあるけれど、と前置きした上で、
「一番の理由は、ホーチミン像が大きすぎたからじゃないか(笑)」
と語っていました。
ホーチミン像とは劇中、舞台中央に登場する装置のひとつで、その名の通り、ベトナムの民族解放運動指導者として今なお尊崇を集めるホー・チ・ミン氏(1945〜1969年)を模した全身像です。高さ数メーターという巨大なシロモノでして、様々な事情から舞台装置が簡略化されている海外では実際、新妻さんが語ったように上半身だけになっていたりもします。

でもまあ、それが主因でこれまで地方公演が不可能だったわけではないですから…念のため(笑)。
サイゴンは、客席で見ている分にはそれほど感じないのですが、舞台装置の量が膨大です。長さ約12メートル、幅約2.6メートル、高さ約2.4メートルの輸送コンテナ14個分、10tトラックに換算すると40台近くもの機材になります。しかもこれには、衣裳・持ち道具は含まれていません。ムラタの記憶によれば、『レ・ミゼラブル』で11tトラック 12〜3台だったと思うので(これも衣裳・小道具別)、『サイゴン』機材の圧倒的なボリュームが、少しはおわかりいただけるかと思います。ちなみに通関業者さん曰く、10コンテナを越える輸入というのはそうそうある話ではない、んだそうです。
それだけの装置を劇場内に運び込み、組み立て、動かすわけですから、受け入れ可能な劇場はどうしても限られてしまいます。帝劇も、1992年初演時には1ヶ月間劇場を閉め、大改造工事を必要としたのですから。
今回、帝劇以外で初めての上演となる博多座でも、年内から作業に入る予定です。
もちろん、帝劇・博多座とも、ホーチミンは全身の立像ですから、ご安心(?)を。ヘリコプターも、ちゃんと飛びますよ。

いずれ改めて、装置についてのレポートもお届けしたいと思っていますので、皆さん、わからないこと、知りたいことなどありましたら、どうぞご意見お寄せくださいね。

ではまた、次回。

2008年01月25日

スクール2日目、まだまだ「緊張」です

昨日24日の木曜日、ミス・サイゴン スクールがありました。
昨日1月22日に始まり4月29日まで、月・火・木 週3回の予定で開催されるスクール、昨日が第2回目でした。

スクールの基本形態は、約3時間を2コマに分けて最初の1時間半でダンス、後半に歌のレッスンを行うというものです。状況に応じて内容が変更されることも、もちろんあります。アンサンブル全員を対象に任意で参加してもらっているので、本番等の都合で欠席するキャストもいるわけですが、「前回やったからわかりますね? じゃあ、始めましょう」というのが普通なので、のんびりしていると置いていかれてしまうことも…。
スクール2日目のカリキュラムは、基本どおりダンス、そして歌でした。

ダンスはまず、30分かけてじっくり身体をほぐしていきます。立って、座って、腹ばいになって、仰向けに寝て、ひたすらストレッチ、ストレッチ、ストレッチです。西田先生のとるカウントに合わせ、関節や筋肉を曲げたり伸ばしたり。飛んだり、前後に歩きながら左右の手をばらばらに動かしたり、と、ちょっと頭の体操になりそうな動きもあります。腹筋運動数回で顔が真っ赤になりヨロヨロする人もいれば、カウント通りに身体を動かすことで精一杯の人、淡々と余裕でこなす人と、人によって状況は様々で、かたい身体を勢いに任せて無理やり開こうとする出演者がいると、すかさず西田先生から、
「稽古で身体をいためちゃダメですよー」
と注意が飛びます。
「自分の身体をよく知って、痛めないように気をつけて。ヒザや腰を痛めている人たちは、自分でケアするように。無理することはありません。かたい人も柔らかい人も、自分の『かたさ』の中で最高に柔らかくしていけばいいですから」
まずは、己と向き合い、己を知ることが第一歩のようです。
半時間の柔軟で、稽古場は冷房が必要なほど熱気ムンムン、出演者たちは汗だくになりました。
そして、ようやくシューズをはくと、今日の課題が出ます。大きく前にステップを踏み、ターンしてステップ、ポーズをとる動作を繰り返し、稽古場を斜めに横切っていくこと。


  ステップ踏んでターンして…付けられた振りを身体に入れていきます


  「こんな姿勢じゃだめよー。これは『ダンス』です!」と、西田先生からダメが出ます


見ていると簡単そうなのですが、これがなかなか上手く決まらないようです。カッコよく歩いてターン、ポーズのつもりが、西田先生からは姿勢や手、足の動き、ターンの仕方、ポーズの手足の位置など、細かく直しが入ります。身体のラインを意識し、手足の指先まで美しく見せなければならない舞台用の動きを要求されると、ヒップホップ系などが得意な最近の若い人は妙にギクシャクしてしまうようです。


  クルっとターン。ジジ役の桑原麻希さん(左)
  右は、西田先生(中央)の指導を受けるアンサンブルの青木真由子さん


  ジジ役の菅谷真理恵さん(左)、池谷祐子さん(右)も懸命にステップ


  決めポーズ! カッコよく決めるのはムズカシイ…(?)
  左から、アンサンブルの唐沢美帆さん、藤咲みどりさん、(西田先生の向こうに)伊藤麻美さん

30分踊って、クールダウンのストレッチの後は、ヴォーカルレッスンの時間です。今回は、これからの稽古に向けて高音・低音のパート分けが行われました。
歌唱指導の船橋先生が弾くピアノの側に、一人ずつ呼ばれて発声用の楽曲を歌っていきます。全員がじっと見守る中で歌うのですから出演者たちの緊張たるや相当だったようです。かなりな高音部の歌唱に挑むチャレンジャーもちらほら。果敢な挑戦には拍手、ですが、見事玉砕した人がいたことは言うまでもありません(笑)。

次回、月曜日のスクールでは、何が飛び出すでしょうか?f^^; お楽しみにー。

2008年01月22日

サイゴンスクール開校しました

いよいよ始まりました、ミス・サイゴン スクール! 本日から早速、ダンスと歌のレッスンに突入しました。

今日は初日ということで、開校式がありました。プロデューサーの司会進行で、スクール講師とスタッフ、そして出演者の紹介が行われた後、講師陣からのご挨拶がありました。
まずは、スーパーバイザーである増田邦彦さんが、3回目の上演となるわけだからより充実した作品にしましょう、と語り始め、
「スクールでは、気力と体力を養っていきます。とにかく集中してほしい。『ミス・サイゴン』は傾斜舞台で歌ったり踊ったりするので、思った以上に身体に負担がかかります。しっかり身体を作って下さい。
それから、歌はもちろんですが、気持ちの問題があります。本番だけでも7ヶ月、稽古を入れれば1年以上の長丁場です。うっかりすると飽きが来ます。きちんと自分をコントロールして、精神的な弱さが出ないよう気を引き締めて取り組んでほしい。スクールでチームワークを作って、みんなで頑張って作っていきましょう」
次に、音楽監督の山口Billye也さんが立ち上がり、
「『ミス・サイゴン』の世界へようこそ…という感じですね(笑)。長いお付き合いになります。皆さんには大いにテンションを上げてもらって、歌い続けましょう。スクールは、そのための準備期間です。本番につながる場所と時間が提供されているわけだから、大いに活用してほしいと思います。毎日声を出すのは、非常に大切なことです。本番と同じようなテンションに、我々はいつも皆さんを誘っていきたいと思ってます。
『ミス・サイゴン』は『レ・ミゼラブル』と同じく、シェーンベルグがすごいエネルギーを注いで作った作品です。ものすごくキーが高いです。それを公演期間の最後まで歌い通せる喉を作りましょう。精神力、テンションを作りましょう。それを目標に、スクールを頑張ってほしいと思います」
と、20年以上前、『レ・ミゼラブル』東京初演の稽古で来日中のシェーンベルグが、ロンドン開幕前の『ミス・サイゴン』のオープニング曲をピアノで聞かせてくれたエピソードを交えての話がありました。
振付補の西田伊公子さんからは、
「まず、一番怖いのが怪我です。ホントに、ちょっとした油断で怪我をします」
と、自己管理の大切さを訴える言葉が出ました。
「毎日声を出すのと同じく、毎日身体を動かすことはとても大事です。健康第一、そこに精神も宿ると思います。長い期間ですが、みんなで頑張っていきましょう」
最後に、歌唱指導の船橋研二さんより、
「さっきBilly先生がおっしゃったように、『サイゴン』はキーが高いです。その喉を養うためにスクールをやってくわけだけれど、全体と同時に個人的な力もしっかり見ていくつもりですから、皆さんも頑張って自分の力をしっかり伸ばして下さい。そうすれば、最強のサイゴン・チームになれると思います」
との言葉がありました。





続いて、出演者を代表してクリス役の藤岡正明さんが、
「とうとう始まってしまいました。始まってしまったら、覚悟を決めなきゃいけない。本気でこの3ヶ月、スクールを頑張って、いい形で演出家を迎えられればと考えてます。到達点はもっともっと、ずっと先です。幕が開く時がスタートだと思います。まずはそこを目指して、カンパニー一同頑張りましょう」
と決意表明。次に、エレン役のRiRiKAさんが、
「オーディションの時から長いようで短いようで…ワクワクどきどきしながら待っていました。今、たくさんお話をお聞きして、すごくやる気がわいてきています。これは(出演者の)皆さん、同じだと思います。しっかりやっていかなれば、と。みんなで一つの気持ちでやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします」
と心情を述べました。
今や世界各国での上演に際しては、簡易な装置や映像が使用されている『ミス・サイゴン』。オリジナルセットを使うのは日本だけとなっている現状を踏まえ、開校式では、東宝演劇部を代表して専務の増田より、
「オリジナル版の『ミス・サイゴン』を創った作曲家、作詞家、プロデューサー…彼らのイマジネーションの到達点である、いわば世界最高のセットで演じることになるわけです。セットが世界一なのですから、演じ手も(各国の『サイゴン』出演者に負けないよう)世界一であるように頑張ってほしいと思います」
と出演者にエールが送られる一幕もありました。

約40分ほどの開校式が終了した後は、早速ダンス、そしてヴォーカルのレッスンです。最初ということもあって、ダンスは西田先生が身体を動かすこと、ヴォーカルは山口先生が地声と頭声(いわゆる裏声)を使い分けながらの発声に、じっくり時間をかけたのでした。
初回から懸命にスクールに取り組んだ出演者の様子を、写真でお楽しみ下さい。
どうぞ。


さあ、身体をほぐしましょう!


身体を動かした後は、ストレッチもしっかりと。


「歌も踊りも頑張らないと、(ステージでの)立ち居地はどんどん下がります」
Billy先生のキビシィ言葉に、皆、苦笑


暖かくも厳しい指導に、真剣に聞き入る出演者たち

カリスマ ロンドンをゆく 続編

皆さんご無沙汰をしています。飯田眞一です。
ムラタさんががんばって、毎日更新してくれているので、かまけていましたら、
部下から、「カリスマ ロンドンをゆく」の続編を書けとの命を受け、続編を書くことにしました。
興味のある方は、覗いてみて下さい。

とにかく、名曲が多いです。
これはあくまで、私見ですが。
「サン&ムーン」 二人の愛が生まれたラブソング、しかし月と太陽は同時に存在し得ない。
「世界が終わる夜のように」、世界の終わりが来ても決して離れないと誓う二人、
しかし、世界か終わるようなサイゴン陥落の日。二人は一緒にいることができなかった。
あー、もう目が潤んできた。

続 カリスマ ロンドンをゆく

ロンドンについて、最初の晩は、パブに入った。おっかなそうなお兄ちゃんたちがサッカーを見ながら熱くなっていた。「ドーハの悲劇」の前だったので、サッカー観戦の面白さを知らなかった。「ビール」を頼んだら、「ビター」という苦いお酒が出てきた。「ホットドック」を頼んだら、「ハドック」という魚のから揚げが出てきた。しょうがないので外に出て、世界展開しているハンバガースタンドに入った。二日目に、先輩の現OO不動産H社長と後に「エリザベート」「モーツァルト!」「ダンス・オブ・ヴァンパイア」のプロデューサーとなるOKPと合流できた。やっと同胞に出会えた。自称ロンドン通のH社長が「飯田、ロンドンは中華がうまいんだよ」といって、店に入って、牛、豚、蝦などの漢字を指差してオーダーしてくれた。「何が出てくるんですか」と聞いても「解らない」という。少し不安になったが、出てきた料理はうまかった。店を出て、自称ロンドン通のH社長が「飯田、ロンドンは信号は無視なんだ」といって、道を車に轢かれそうになりながら渡っていった。僕とOKPも身に危険を感じながら、道を渡ったが周りを見ると、そんなおっかない渡り方をしてる人はいなかった。
翌日、マチネで「ミス・サイゴン」をやってなかったので、「飯田、なに観る」といわれたので、「レ・ミゼラブル」と言うと「お前、日本で飽きるほど見てるだろ」 と言われたが「だって好きなんだもん」と言う言葉に優しい二人は付き合ってくれた。言葉か解らないが、やっぱりファンテーヌのベットを見たら、パブロフの犬のように涙が出てきた。「ロンドンだからアフタヌーン・ティーでも飲みましょうか」と言ったら、自称ロンドン通のH社長が「ばか、ハイ・ティーて言うんだよ」と言って、高級なハイ・ティーの店に案内された。重厚な木のドアが閉ざされた、入りにくそうな店だった。なんだかビビッてしまった。「帰ろう」というH社長の一言で僕とOKPは速やかに撤退した。
一週間で「ミス・サイゴン」を五回見た。何としてもこの作品を当てなくてはならない。日本の観客にこの悲劇が受けいられるだろうか。そんな想いで帰路に着いた。日本を出るとき、Fプロデューサーから「ロンドンでしか売ってない、シェービングクリーム買ってきてくれ」と言われ、一万円もらったので五缶買って帰ったら、また空港で引っかかった。シェービングクリーム五缶を見て、不思議そうな顔をした係官に、「スィー ユー アゲイン」とシェイクハンドしてロンドンを後にした。この旅は、僕の人生を変える旅となった。
そして、家に帰り、「ミス・サイゴン」のLPを聞きながら、デスクトップのワードプロセッサーを使い、オーディションに使う、「ミス・サイゴン」の長いストーリーを泣きながら書き上げた。プリントアウトして、「何だよ、一万円分かって来ちゃったの」と呆れるFプロデューサーにシェービングクリーム五缶と共に渡した。
「素晴らしいミュージカル、素晴らしい旅でした」と演劇担当専務に報告した。そこから、1000日に及ぶ僕の「ミス・サイゴン」との旅が始まった。

2008年01月16日

製作発表 キャストコール映像です

今日は1月16日。製作発表からもう1ヶ月が経ってしまいました。時間の流れはホントに早いですね。
さて、今日はその製作発表から、久々に映像をお届けしたいと思います。キャストコールの模様です。

キャストコールとは、製作発表にご出席いただいたオーディエンスの皆さん、マスコミ各社の皆さんに、出演者の顔と名前をご紹介するために行う、いわば”出演者の顔見世”コーナーです。司会進行のフジテレビ軽部アナウンサーが順次、プリンシパルの役名と氏名、アンサンブルの氏名を読み上げていき、名前を呼ばれた出演者が立ち上がって一礼する、という非常にシンプルな形で進めたのですが、何しろ出演者84名の大所帯、全員呼び終わるまで10分以上!
淡々と続くコールの様子をそのままお届けするのも芸がないf^^;…ということで、映像を切り張りしBGMをくっつけ、スピーディーな展開を工夫してくれました。皆さんに楽しんで見ていただけると嬉しいです。

それでは、第1次製作発表キャストコール映像、どうぞお楽しみ下さい。


●第1次製作発表 キャストコール(7分06秒)

    
※映像が表示されるまで、若干お時間がかかる場合がございます。予めご了承下さい 


2008年01月15日

スクール説明会がありました

週末、三連休だった方も多いかと思いますが、サイゴン・カンパニーはゴソゴソ(笑)動いております。と言うのも、来週22日(火)から、「ミス・サイゴン スクール」が始まるからです。土日の2日に分けて、スクールの説明会を実施しました。

「サイゴン スクール」とは、本稽古に備え、出演者の皆さんの技術向上を図ったり作品や時代背景への理解を深めたりするための基礎訓練の場を指します。『レ・ミゼラブル』で言うところの「エコール レ・ミゼラブル」、ですね。来週から4月末までの約3ヶ月間、主としてアンサンブルの皆さんを中心に、月・火・木の週3回、歌やダンスのレッスン等を行っていきます。これが、来週22日から始まるわけです。 
12日(土)・13日(日)の説明会では、6回に分けて集まってもらった出演者に、プロダクション・スパーヴァイザーの増田邦彦さんから、スクールの進め方やスケジュール、5月からの本稽古のあらまし等々についての話がありました。 


プロダクション・スーパーヴァイザーの増田邦彦さん(が、これからの大まかなスケジュールを説明


とある回の出席者たち。
左から、土屋研二さん・赤座浩彦さん・横田裕市さん・宇都宮愛さん・深堀景介さん・鎌田誠樹さん


なにしろアンサンブルだけで60名を数える大カンパニー、基礎レッスンを進めるのも大変です。60名がいっせいに歌ったり踊ったりすると、稽古場の酸欠が一気に薄く(笑)…なんてことにならないよう、現在、スタッフがカリキュラムの検討を続けています。来週からのカンパニー本格始動が待ち遠しいですね。 

明日は、皆さんに製作発表でのキャスト・コールの模様を映像にてお届けの予定です。お楽しみにー。



追伸:出演者の活動情報です
上の写真にも写っている赤座浩彦さん。「最近どうしてるの?」という会話から、「いや実は…」と教えてくれたのが、「Bath Time Birth(略してBTB)」の活動でした。同じくサイゴン出演者の野島直人さんとユニットを立ち上げたんだそうです。名前を聞いて「???」なムラタ。赤座さんの説明によると、二人が『レ・ミゼラブル』博多座公演に出演中、劇場の風呂場で「何かやってやる!」と会話したことから生まれたユニットらしく、それで付いた名前なんだとか(爆笑)。
BTB、来る1月26日(土)20〜22時予定で早速、活動第1弾を行います。テーマは「明日への活力をもらえる場所」。「二人が我先に自分をアピールする姿を見て感じて、明日への活力を持ち帰ってもらいたい」そうです(笑)。
場所は「TASTE!ケセラ」(渋谷区恵比寿3−39−7。TEL 03-3442-3959)、ミュージックチャージは¥3,150(食事・ドリンク別料金)です。お店への電話予約のみで受付だそうですので、ご興味のある方は是非、どうぞ。

2008年01月11日

集合写真をお届けします (15日、拡大写真アップしました)

今日は、製作発表フォトセッションで撮影した全員集合写真をアップします。

何しろ84名からの大所帯、横長の写真を画面にはめ込むので、サイズが…。「小さい!」とご不満もあるかと思いますが、ご勘弁くださいませ。


 ※写真をクリックしていただくと、大きなサイズの写真が表示されます。
   データ容量が大きいため読み込みに時間がかかる場合がありますが、ご了承下さい。


今月下旬にはサイゴン・スクールが開校します。今週末、アンサンブルを集め、スクールやこれからの稽古予定等についての説明会が行われますので、その模様も後日レポートしたいと思っています。
なお、製作発表のダイジェスト映像は、来週、順次アップの予定ですので、今しばらくお待ちをー。

それでは、また。

2008年01月09日

質疑応答その2、エンジニアです

昨日に引き続き、今日は製作発表の質疑応答より、2つ目の質問を公開したいと思います。
エンジニア4人の皆さんに、ということで、こんな質問が出ました。
「今回のミスサイゴンで、より力を入れたいと思ってらっしゃるところ等をお聞かせ下さい」
さて、これに対するエンジニアの回答は…。

着席順に、市村正親さん、筧利夫さん、橋本さとしさん、別所哲也さんの順にマイクが回りました。
まず、
「僕は常々、舞台っていうのはひとつの旅のような気がしておりまして。この『ミス・サイゴン』のエンジニアを演じた時も、初演は1年半、僕は通算で600何回か演じましたけども、1回1回が毎回”旅”で、3年間をどう生きるかってことに費やして来たんです」
と、初演・再演に続き3度目の『サイゴン』となる市村さんならではの言葉が。
市村さんにとって『ミス・サイゴン』、そして、非常にいろいろな面を持ったエンジニア役は、何度演っても飽きない作品だそうで、
「そういう意味ではホントに今回、これだけしかやらないの?っていうぐらいの期間しかないんですけど、だからこそ、その1回1回のエンジニアの3年間を、楽しみながら、どう、明日への夢…というか、夢を摑むためにあの手この手を演じていく、エンジニアの生き様みたいなものをしっかり演じていきたいな、っていう風には思ってます」
と、今回の舞台にかける抱負を語ってくれました。

続くは、筧利夫さんです。
「えー、力を入れるところは”全部”でございまして」
話しだした筧さんは、「それはまたどうしてかと申しますと」と続けて、淡々と、しかし熱くその理由を述べていきます。
「私の個人的な目論見と致しまして、公演の最終日に<作曲家の>シェーンベルグさんに、“ミスター・カケイ、ユー、ワールドツアーに参加しない?”」
場内大爆笑にも関わらず、筧さんは更に淡々と、
「そう言わせることが、私の、今回一番力を入れているところでございます」
と言い切り、隣の橋本さとしさんにささっとマイクを渡します。

客席の笑いがおさまらない中、橋本さんは、筧さんに向かい、
「何か、ワールドワイドですねぇ」
と一言。お客様に向き直り、
「えっと、僕、前回も演った時に、僕のエンジニアを観て頂いたお客様から、“あのエンジニア、絶対にアメリカ行けそうにないなぁ”ってよく言われてたんですけども(笑)。…まああの、アメリカ行けるか行けないかっていうよりも(笑)、とにかく僕自身は毎回毎回、最低でも100%の力を出せるように頑張って稽古して、やはり1回1回の公演を大切に、毎回がやっぱり初日であり千穐楽であるという気持ちで、このエンジニアっていう役をきっちり挑んでいかないといけないな、と今回も思っておりますんで」
筧さん同様、客席を笑わせながら想いを述べる橋本さんは、最後をこう締めくくりました。
「やっぱりもう、ベスト・オブ・ベスト!で頑張って演じます」
橋本さんも、答え終わると、別所哲也さんにさっとマイクを差し出します。

笑いながらマイクを受け取った別所哲也さん、しばしの沈黙の後、
「…どうしましょうかねぇ(笑)」
気を取り直して、
「えー、僕自身は、そうですねぇ…こういった役柄を戴くこと自身が、ホントに2004年の時も挑戦でして、映像の世界でも舞台の世界でも兎角“いいお兄さん”を演らせて頂くことが…で、最後にはあの、彼女が誰かに取られるという(笑)…そういう役が、トレンディドラマの時は、20代30代、多かったんです」
そして、エンジニア役について、
「エンジニアという人はホントに人間臭い男ですし、自分の情熱とか野心とかを発している。誰でも人間の奥底に秘めたすごい強い力、生きる力みたいなものが、キムの発している“子供を守りながら生き抜く力”と全く違う側面で、エンジニアにはあるのではないかと思う」
と語り、
「その、どんなことがあってもしぶとく生き残ってやるぞというところが、もっともっと掘り下げられたらいいなと思うのと、エンジニアは唯一お客さんとの<間の>扉を開けるように、自由自在に、芝居の中とお客さんとの関係を作っていくような、そんな役柄でもあると思うので…シェイクスピアにあるような、そういった面白い役処でもあるのではないかなぁ、もっともっと楽しんで掘り下げてみたいなぁと思ってます」
と結びました。

熱い想いが形を結ぶ初日の舞台が、本当に待ち遠しくなるコメントでした。

2008年01月08日

製作発表より、質疑応答その1、です

製作発表ネタが続きますが、今日と明日は、質疑応答の模様をお伝えしたいと思います。
今日は、その一つ目、エンジニア役の市村正親さん、クリス役の井上芳雄さん、キム役の笹本玲奈さんの3人への質問です。

時間の都合もあり、2つのみとなった質疑応答。いずれもマスコミからでした。

まず、ひとつめに、市村さん・井上さん・笹本さんにうかがいたい、ということで、こんな質問が出ました。
「この舞台は戦争がテーマではない、というお話がありましたけれども、ベトナム戦争以降もいろんな戦争が続いていて、今、日本でも決して無縁ではないような状態になっています。その中でこの作品が、今の日本にどんなメッセージを送れると思われますでしょうか?」

この内容に、最初にマイクを持った市村正親さんは、「今のご質問は非常に難しい」と前置きした後、
「僕、現在『モーツァルト!』に出演中で、今日はこれ<=『ミス・サイゴン』製作発表>が終ったら『ペテン師と詐欺師』の稽古に行くんで」
と客席を笑わせます。
「まあ、あの、『ミス・サイゴン』の今の質問に関しては、これからよく自分の中で…来年になってからですね、もう一度、現在の社会状況と照らし合わせながら、舞台の上でその答えをお返し出来たらいいかなと思います」



次の井上芳雄さんも、「えーっとですね…」と、言葉をじっくり選びながら立ち上がります。
「確かに作者は、この作品のテーマは“戦争”ではなく“愛”だと言ってるんですけれども。…でも、この作品の中に占める“戦争”というテーマの大きさもすごく感じていて、やっぱり、見逃す…というか、無視は出来ないことだと思います」
と語った井上さん。続けて、
「僕は、前回演らして頂いた時に、全くベトナム戦争のことを知らなかった、ということに気付いたっていう…。で、知れば知るほど…ベトナム行ったりもしたんですけど、こんなことが起こってたっていうことを知らなかった…まあ、罪、まではいかないけど、自分が情けないな、と思いました」
と前回公演を経ての想いを語ります。それから今までの間には、ベトナム戦争について更に見聞きすることもあったようで、
「決してこれ、日本に、今生きてる自分たちに関係が全然ない話ではない」
と感じたそうです。
「<ベトナム戦争後>いろんな政治的な影響もあっただろうし、日本の米軍の基地からベトナムに飛び立ったっていうアメリカ兵の人にも会ったりしたし。決して遠い話でないな、ということを感じたので。…まあ、それがどう作品に影響出るかわからないですけど、とにかく”知る”ということと、さっき市村さんもおっしゃったけど、舞台で自分が感じたことを表現出来ればいいかな、と思います」



最後の笹本玲奈さんは、
「戦争って言うのは、今のこの私たちの世代には、ホントに想像もつかない…経験もしていませんし、それこそ祖父母から聞くぐらいでしかないんですけど」
と、自分たちが戦争を知らない世代であることに触れた上で、
「ホントに、今の時代だからこそこういう作品ってやるべきだなんだな、ってことを前回すごく思いました」
とコメント。そして、今回の公演について、
「貧しくて、ホントに恵まれない生活の中でもひとつの愛を信じて生きていた人間がいたんだ、ということを観て頂いて、何かひとつ、純粋な気持ちとかそういうものを思い出して頂けたらな、と。ホントに、私たち世代の人には、特に観て頂きたいな、と思っています」
と締めくくりました。

三者三様の語り口でしたが、本人あるいは演じる役が抱える想い、人生、そして愛を7月からの舞台を通してお客様に届けたい、という熱さが感じられました。
2つ目の質問は4人のエンジニアへのもの、個性豊かな回答ぶりです。お楽しみにー。

2008年01月07日

エンジニア写真をどうぞ

ブログをご覧の皆さん、改めまして、今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m。
さてさて本日は、エンジニアの皆さんの写真です。

元旦にアップした”あけおめ”映像に、エンジニアの皆さん、取材等々のため登場しませんでした。なので、写真でごめんなさいですが、4人のエンジニアが並んだ、囲み取材での写真をアップしたいと思います。


(左から、市村正親さん、筧利夫さん、橋本さとしさん、別所哲也さん)

全員集合の写真も、近日アップしますのでお楽しみにー。
それでは、また明日。

2008年01月01日

2008年サイゴンの年が明けました! あけおめ映像です

皆さん、あけましておめでとうございます。 2008年「ミス・サイゴン」の年が明けました。
本日は予告通り、男性キャストからの”あけおめ”メッセージ映像をお届けします。

 

あけおめコメントも製作発表開始直前、男性キャスト控え室で収録してきました。慌しい中、協力してくれたキャストは、次の順番で登場します。
 
(すべて画面向かって左から)
 1:ジョン岡幸二郎さん、橋本好弘さん、櫻井太郎さん、梶雅人さん、田ア悠人さん
   ※岡さんからのメッセージ付き、です
 2:本多剛幸さん、鎌田誠樹さん、藤田光之さん、港幸樹さん
 3:野島直人さん、羽山隆次さん、石川剛さん、高山光乗さん
 4:菊地まさはるさん、麻田キョウヤさん、SINGOさん、上野聖太さん
 5:星潤さん、近藤大介さん、海宝直人さん、五大輝一さん
 6:赤座浩彦さん、川口竜也さん、土屋研二さん、横田裕市さん
 7:高原紳輔さん、栗栖裕之さん、佐野信輔さん、四宮貴久さん
 8:トゥイ石井一彰さん、植木達也さん、大津裕哉さん
 9:細見昌己さん、深堀景介さん、土倉有貴さん、鈴木雄太さん
 10:杉野俊太郎さん、奥山寛さん、清水裕明さん、トゥイ神田恭兵さん
 11:板垣辰治さん、小森創介さん、島田邦人さん、片根暢宏さん
 12:吉丸修一朗さん、猪原光浩さん、ジョン坂元健児さん、ジョン岸祐二さん
以上の皆さんです。

続くは、キム同様、取材のため別室にいたクリスの皆さんからのメッセージです。井上芳雄さん、照井裕隆さん、原田優一さん、藤岡正明さんの4人が、新年の幕開けにふさわしい(?)明るく楽しいコメントを寄せてくれました。

 なお、エンジニア役の4人(市村正親さん、筧利夫さん、橋本さとしさん、別所哲也さん)とトゥイの泉見洋平さんからのコメントは、お仕度等の都合で収録ができなかったため、映像に含まれていません。また、アンサンブルの水越友紀さんは製作発表を体調不良で欠席したため、これまた映像収録に参加してもらえませんでした。以上6人の方の登場を心待ちにしてらした皆さん、ごめんなさい。またの機会をお待ちくださいませ。

 それでは、”あけおめ”メッセージ映像、どうぞお楽しみください。

 ●男性キャスト あけおめメッセージ(2分17秒)


 
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