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カリスマ ロンドンをゆく 続編

皆さんご無沙汰をしています。飯田眞一です。
ムラタさんががんばって、毎日更新してくれているので、かまけていましたら、
部下から、「カリスマ ロンドンをゆく」の続編を書けとの命を受け、続編を書くことにしました。
興味のある方は、覗いてみて下さい。

とにかく、名曲が多いです。
これはあくまで、私見ですが。
「サン&ムーン」 二人の愛が生まれたラブソング、しかし月と太陽は同時に存在し得ない。
「世界が終わる夜のように」、世界の終わりが来ても決して離れないと誓う二人、
しかし、世界か終わるようなサイゴン陥落の日。二人は一緒にいることができなかった。
あー、もう目が潤んできた。

続 カリスマ ロンドンをゆく

ロンドンについて、最初の晩は、パブに入った。おっかなそうなお兄ちゃんたちがサッカーを見ながら熱くなっていた。「ドーハの悲劇」の前だったので、サッカー観戦の面白さを知らなかった。「ビール」を頼んだら、「ビター」という苦いお酒が出てきた。「ホットドック」を頼んだら、「ハドック」という魚のから揚げが出てきた。しょうがないので外に出て、世界展開しているハンバガースタンドに入った。二日目に、先輩の現OO不動産H社長と後に「エリザベート」「モーツァルト!」「ダンス・オブ・ヴァンパイア」のプロデューサーとなるOKPと合流できた。やっと同胞に出会えた。自称ロンドン通のH社長が「飯田、ロンドンは中華がうまいんだよ」といって、店に入って、牛、豚、蝦などの漢字を指差してオーダーしてくれた。「何が出てくるんですか」と聞いても「解らない」という。少し不安になったが、出てきた料理はうまかった。店を出て、自称ロンドン通のH社長が「飯田、ロンドンは信号は無視なんだ」といって、道を車に轢かれそうになりながら渡っていった。僕とOKPも身に危険を感じながら、道を渡ったが周りを見ると、そんなおっかない渡り方をしてる人はいなかった。
翌日、マチネで「ミス・サイゴン」をやってなかったので、「飯田、なに観る」といわれたので、「レ・ミゼラブル」と言うと「お前、日本で飽きるほど見てるだろ」 と言われたが「だって好きなんだもん」と言う言葉に優しい二人は付き合ってくれた。言葉か解らないが、やっぱりファンテーヌのベットを見たら、パブロフの犬のように涙が出てきた。「ロンドンだからアフタヌーン・ティーでも飲みましょうか」と言ったら、自称ロンドン通のH社長が「ばか、ハイ・ティーて言うんだよ」と言って、高級なハイ・ティーの店に案内された。重厚な木のドアが閉ざされた、入りにくそうな店だった。なんだかビビッてしまった。「帰ろう」というH社長の一言で僕とOKPは速やかに撤退した。
一週間で「ミス・サイゴン」を五回見た。何としてもこの作品を当てなくてはならない。日本の観客にこの悲劇が受けいられるだろうか。そんな想いで帰路に着いた。日本を出るとき、Fプロデューサーから「ロンドンでしか売ってない、シェービングクリーム買ってきてくれ」と言われ、一万円もらったので五缶買って帰ったら、また空港で引っかかった。シェービングクリーム五缶を見て、不思議そうな顔をした係官に、「スィー ユー アゲイン」とシェイクハンドしてロンドンを後にした。この旅は、僕の人生を変える旅となった。
そして、家に帰り、「ミス・サイゴン」のLPを聞きながら、デスクトップのワードプロセッサーを使い、オーディションに使う、「ミス・サイゴン」の長いストーリーを泣きながら書き上げた。プリントアウトして、「何だよ、一万円分かって来ちゃったの」と呆れるFプロデューサーにシェービングクリーム五缶と共に渡した。
「素晴らしいミュージカル、素晴らしい旅でした」と演劇担当専務に報告した。そこから、1000日に及ぶ僕の「ミス・サイゴン」との旅が始まった。

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コメント

ミスサイゴンは初演からずっと観ています。カリスマさんのロンドン紀行文面白かったです。私も15・6年前に初めてロンドンに旅行してドゥルーリーレーン劇場でミスサイゴンを観てとても感動しました。ホテルから徒歩で2−3分だったのに方向音痴で帰り道で迷ってしまい、夜11:00時過ぎ初めてのロンドンで一人ぼっち。「うわぁ〜どうしよう困ったなぁ。タクシーに乗るしかないか。」と思いとぼとぼと歩いていたら、リトルコゼットの美しいネオン、その先にはクレイジーフォーユーの大看板が見えて、なんか得した気分になったことを思い出しました。今回も楽しみに帝劇に通います。

ミス・サイゴン、待ち遠しいです。楽しみにしていますよ〜。
曲が流れてくるだけで、きゅーんとした気持ちになり、カリスマのファンティーヌの最期のシーンがバブロフの犬状態になるのと同じで、反射的に涙腺がうずきまする。
フィギュアスケートのキム・ヨナさんも使ってましたよね。私はやっぱり涙をぬぐわずにはいられませんでした。
そういえば、昔私も5000ウォン分の韓国のりを買って来てと会社の先輩に頼まれて、びっくりする量で、本当に5000ウォン買っていいものかと迷いながらも大変な思いをして帰ったら、「え!?こんなに買ってきたの?」と言われてしまったことがありまする…。
とにもかくにも、カリスマ、がんばってくださ〜い★

はじめまして。カリスマさんのロンドン紀行、前回に引き続き読ませていただきました。胸がいっぱいになりました。

社会人になりしばらくして、初めて自分のお給料で母とデート(銀座での食事とセットで)したのがこの作品です。なんだかこの文章を読んで、大人になりかけのころの甘くて苦い思い出が、沸くように出てきました。

カリスマさんの感動が、みんなの感動の途端を作ってくれたんですね。あの頃の自分ともども感謝します。m(__)m

カリスマ、文章うまいですね〜。1000日、約3年ですよね。「ミス・サイゴン」は私の大好きなミュージカルの5本の指に入ります。今年もあの感動を味わえるかと思うと7月が早く来ないかな〜と指折り数える今日この頃です。続きが早く読みたいです!期待していま〜す!

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