東宝 ミスサイゴン

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2008年02月28日

魅惑(?)のホーチミン・シティ

数日、ブログ更新をご無沙汰してしまいました。
実はムラタ…ワタクシごとではございますが、お休みをもらって、ホーチミン・シティに行っていたのであります。ハイ。

ホーチミン・シティ。
南ベトナム随一の大都市はかつて、「サイゴン」という名で呼ばれていました。キムがクリスと出逢い、愛を誓い、引き裂かれ、そして独りでタムを産み育てた、あのサイゴンの街です。
せっかく縁あってブログを担当するんだから、実体験してみるべし…そう考えたムラタは、無理やり(?)休暇をもらいうけ、ベトナムに足を運んだのでした。
都会でありながら素朴さもあり、何より強烈なバイタリティに満ちあふれたサイゴン。時代は異なりますが、生のベトナムを体感できたことで『ミス・サイゴン』の世界にぐっと近づけたような気が、します(そんなの気のせい、と突っ込まないでくださいねっf^^;)。
宣伝のカリスマから、
「旅日記、よろしくー」
と軽ーく言われてしまったムラタ…。日々のブログ更新の合間に、現在のサイゴンの様子などご紹介していければ、とは思ってます。
今日は、大量に撮ってきた写真&映像の中から、写真を4点お目にかけたいと思います。



 レロイ通とグエンフエ通がクロスする辺り。
 幅広の中央分離帯に「VIETNAM」と表示された建築物が。
 壁には、ベトナム各地の写真が展示されていました。観光促進用、なのかなぁ?



 ラムソン広場。右手にあるのは市民劇場です。
 この広場から右方向に伸びるドンコイ通あたりは、ベトナム戦争当時、
 ジジたちのような、米兵相手のベトナム女性が大勢いた場所だったとか。


 ホーチミン像(右)と、人民委員会ビル(奥)。
 ベトナムでは、「建国の父」ホーチミンの像や絵画が、とにかくたくさん溢れています。



 おしまいは、メコン川支流から見上げた青空。
 爆撃を受けるまで、キムは家族と共に、こんな明るい陽射しの下で暮らしていたのかもしれませんね。


では、また次回。ムラタ日記で。
明日は、キム役/知念里奈さん、クリス役/原田優一さんと共に、福岡でのイベントに行ってまいります。

2008年02月22日

道具類、地道な作業を続けています

『ミス・サイゴン』の膨大な道具類が、東京郊外の倉庫いっぱいに広げられ、確認や補修が進められていることは以前にお伝えした通りですが、先週と今週は、鉄骨の枠組みや舞台床下の精密機器類をとりはずす作業が行われていました。 

 

『ミス・サイゴン』は、お客様の目にふれない舞台裏の部分で、膨大な精密機器が使われています。道具の出し入れや照明、音響など、実に多くの作業がコンピュータ制御で行われるため、たくさんの機械やケーブルが存在しているわけです。
今回、精密機器類の積み替えなどの作業を行うため、既存の機械類を取り外す必要が生じました。

一口に「精密機器類」と言っても、両手で抱えられる程度の大きさのものから、重さ何百キロという大物まで様々です。



写真は、ヘリコプター用機器類がとりはずされているところ。鉄枠中央の機器を持ち上げ、撤去しています。
その次にとりかかったのが、ちょっとわかりづらいですが、枠の右側に据え付けられた大きなポンプ。これは重さがなんと500キロほどもあるそうで、しかも前後左右や上下、あちこちに突起物があったりケーブルが伸びていたり…。ちょっと動かしただけで枠にぶつかったり、重さゆえにバランスがくずれそうになったりして、持ち上げては微調整を繰り返し、本当に少しずつ少しずつ地道な作業が続きました。
中央の機器と右側のポンプ、このふたつの取り外しには、3時間もかかったのです。




ヘリコプターの向こうで進められているのは、わりと小さめの機器の取り外しです。
小さいから楽かと思ったら、全然、でした。ネジをはずすのに鉄骨が邪魔になったりして、なかなか大変そうです。
しかも、コンクリートむき出しの床面、エアコン設備などない倉庫の中ですから、じっとしていると底冷えしてきます。手先のかじかむ寒さの中、スタッフの皆さんは時折ストーブで暖をとりながら、黙々と一日かけて、このトラスから機器類をはずしていったのでした。

この作業の様子も含め、道具関係の映像も少しずつ撮りだめていますので、後日、まとめてお目にかけられればいいなぁ、と思っています(出来るのか?言ったらやれよ…と自分に突っ込んでみるムラタ…)。

オマケです。倉庫で撮影してきた写真を、もう一枚。



倉庫の片隅で補修を待つホーチミン像でした。

それでは、また次回ムラタ日記にて。


追伸 : キャストスケジュールについて
先日、アンサンブルスケジュールを発表したところ、「印刷すると切れてしまう」というご指摘をいただきました。
近日中に、印刷用のPDFファイルを準備致します。
お客様にはご不便をおかけして申し訳ございませんが、今しばらくお待ち下さいませ。


追々伸 : キャストの公演情報です
『レ・ミゼラブル』でもお馴染み、男性アンサンブル/清水裕明さん・梶雅人さんのお二人が、オリジナルミュージカルに出演するそうです。清水さん主演、梶さんが踊る(?)と聞きました。サイゴンスクールで、梶さんの「ダンス」を見ているムラタには、その「踊り」というのが、とてもナゾです。興味深いです(笑)。
3月5日(水)〜9日(日)まで、場所はJR山手線大塚駅近くの萬劇場。前売3,000円、当日3,500円ですが、学生とかリピーターとか平日昼公演割引もある模様。詳しくは、http://OneonOne.jp まで。





2008年02月20日

アンサンブルスケジュール発表になりました

本日1800、アンサンブルのローテーションが発表になりました。
公式HP「キャストスケジュール」を開くと、プリンシパルスケジュール7月分が表示されます。でも間違いじゃないですよっ! 画面右肩に、「アンサンブルスケジュール」という表記があって、その下に7月・8月・9月・10月とありますから、ご覧になりたい月をクリックしてくださいね。

『ミス・サイゴン』のアンサンブルは、前回2004年もそうでしたが完全2班制になっています。
とは言うものの、例えばジジ役者が女性アンサンブルパートに加わって「アメリカンドリーム」を歌い踊っていたりなんかするので、厳密には複数のパターンがあるんですけどね。

このところのサイゴンスクールでは、決められた箇所を一人ずつ歌ったり、少人数グループで短い振付けを踊ったり、ということをやっていました。
これは、持っている声の幅や雰囲気といったものを改めて見た上で、グループ分けを確定させるためのものでした。
同じ役割を歌い踊るダブルキャストですから、背格好の似た人をペアに出来れば簡単です。が、人それぞれの雰囲気がありますし、声のパートも異なっていたりします。同じような外見でもアメリカ人が似合いそうな人もいれば、ベトナム人を演じられそうな人もいますし、高音が美しい人もいれば低音を得意とする人もいるわけです。
決して、現時点の歌や踊りの力をチェックするものではなかったのですが、キャストはまるで、オーディションを受けるかのように緊張しまくっていました。

こうしてグルーピング作業が終わり、本日、キャストスケジュールの発表、となりましたが、各グループ50音順に表記していますから、誰と誰がダブルなのかは明らかになっていません。キャストも知りません。
さあ皆さん、頑張って推測してみてください(笑)。

今日の写真は、自分の身体と格闘(?)するキャストたちの、ダンスレッスンの模様をお届けします。


 講師の西田先生から、動きの指示を受けるキャストたち
 美しく立つこと、手先・足先まで神経をつかって伸ばすことを要求されます



 両手をあげて片足で、バランスをキープ
 軸足にきちんと体重が乗っていないと、グラグラふらふらしてしまうんです



 前に後ろに、右に左に、足を上げます。勢いだけで振り上げるのはNGです



 立ってばかりじゃありません。座ってのエクササイズ。つま先を上げて両手でつかみます
 背筋をまっすぐ伸ばすのがポイント。背中の曲がった人は西田先生に押されて…(笑)

2008年02月14日

カリスマ、サイゴンスクールに現る!

博多座イベント映像第3弾、皆さんもうチェック済みですか? 新妻キム&藤岡クリスのデュエット初披露となる「世界が終る夜のように("The Last Night of the World")」、二人からのメッセージがアップされてますので、どうぞご覧下さいねー。

さて、相変わらず月・火・木の週3回ペースで開かれている「ミス・サイゴン スクール」ですが、先日、宣伝のカリスマ/飯田が登場しました。

この日のスクールは前半のダンスレッスンをお休みとし、代わって、ベトナム戦争について勉強する時間が設けられていました。
東宝渇煙部宣伝室長の飯田〜通称:宣伝のカリスマ〜は、その臨時講師(?)として登場、
「1992年の初演が決まった時には、(ベトナム戦争の悲劇を描いた物語だと聞き)皆で分厚い本を何冊も読んで、必死にベトナム戦争について勉強しました。けれども、作品にベトナム戦争は登場しませんでした(笑)。というのも、皆も知っての通り『ミス・サイゴン』は、戦争を描いた作品ではなく、戦争という時代の中で生まれた愛の物語だからです。けれども、ベトナム戦争を知っているのと知らないのとでは、作品を理解する上で大きな違いがあります。いずれ演出家が来て、様々な資料を見たりすることになると思いますが、今日は入門編ということで気楽に構えてください」
と語りだしました。
実際、『ミス・サイゴン』の中で描かれるベトナム戦争は2幕、キムの回想の中に登場する1975年4月のサイゴン陥落〜アメリカ大使館に人々が押し寄せる中、クリスたちを乗せた撤退用ヘリコプターが轟音をとどろかせて去っていく、あのシーン〜のみです。が、アメリカの立場や国情、20年続いたベトナム戦争の顛末を知ることは、作品世界や登場人物の言動への理解を深めていく上で、とても大切なことです。

キャストは資料映像を見るなどして、アメリカがどうしてベトナム戦争に介入したのか、戦いはどのように泥沼化していったのか、そしてアメリカは何故敗れるに至ったのか、アメリカ国民はどのような目でこの戦いをとらえていたのか、などを簡単に学びました。

終了後、男性アンサンブルの小森創介さんは、
「アメリカの公民権運動とベトナム戦争って同時期なんですよねぇ。言われてみれば、ああ、そうだよな、って話なんですけど」
と、それぞれの歴史をリンクして考えられたよい機会だった、と語ってくれました。
事前にカリスマからは、
「重いテーマだから、眠くなったら寝てもいいよ(笑)」
と言われていたキャストですが、全員が食い入るような目をして参加していたのも印象的でした。 



  キャストを前に語るカリスマ、です

2008年02月08日

装置補スーさんが来日しました

さいきんネタ切れ気味(自嘲)のムラタ日記でございます…。キャスト紹介などもぼちぼち始めていきたいなぁ、とは思ってますので、もうちょっとお待ち下さいませ。

さて、『ミス・サイゴン』は、スクールと並行して道具関係の準備を着々と進めています。
今週はイギリスから、装置補のスー・ジェンキンソン女史が来日しました。

スー・ジェンキンソンさんはこれまで、『ミス・サイゴン』の世界各国での公演に装置スタッフとして関わってこられた方です。
今回の来日の目的は、先にアメリカから到着していた装置スタッフのリック・ハワードさんと共に、倉庫いっぱいに広げられた道具類を確認することにありました。海外からコンテナ詰めで輸送された道具の中には、他国での使用や輸送中の揺れ等で補修を必要とするものがあります。それらを時間の許す限り細かく点検したスーさんとリックさんは、日本スタッフに問題点を指摘したり、補修の指示を出したりと大忙しでした。
塗装の直しひとつとっても、指定された色を塗るだけでは「補修完了」とは言えません。実際、劇場にセットをくみ上げ照明をあて、本番と同じ状態にした上で初めて、演出家のフレッド・ハンソンや装置補のスーさんが意図した通り仕上がっているかどうかがわかるのです。その段階で問題が見つかれば、些細なことでももちろん修正します。こうした積み重ねが、『ミス・サイゴン』という大きな作品をしっかりと支えているわけなのです。


 最終打合せ中の装置補スー・ジェンキンソンさん(左から2人目)。一人おいてリック・ハワードさん。

2008年02月05日

遅ればせながら、スクール開校式の映像です

博多トークイベント映像第2弾、もうご覧になりましたか? トークショー後半の模様とキム役/新妻聖子さんによる『命をあげよう』が、昨日2月4日にアップされてます。博多座サイゴン公式HP http://www.hakataza.co.jp/miss_saigon/index.html を開いて、NEWSのページにて、どうぞ。
東京でも、皆さんに楽しんでいただけるような催しが出来るよう頑張らないと、ですね。

さてさて本日は、ちょっと遅くなりましたが、去る1月22日に行われた『ミス・サイゴン』スクール開校式の様子を、ダイジェストでお届けしたいと思います。

開校式の詳細は既に文字レポートでお伝えした通りですが、今日の映像では、講師である音楽監督/山口e也さん、振付補/西田伊公子さんの挨拶、東宝を代表して専務取締役/増田より出演者へのエール、出演者を代表してクリス役の藤岡正明さん、エレン役のRiRiKAさんの決意表明をとりまとめました。
なお映像中、増田の言葉の中に「貧しくてやっている」という表現がございますが、これは、(オリジナル版に比べ現在では各国の)装置内容が貧弱、という意味での「貧しい」です。お取り違いのないようお願い申し上げます。

それでは映像、ご覧下さい。


 
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