舞台稽古見学 特派員レポート その4
今日は、7月11日の舞台稽古特派員レポート、最終回です。
今日の特派員は、Melody♪さん、佐紀さん、kikiさんの3名です。
それではレポート、どうぞ。
<特派員レポート⑪ Melody♪さん>
4年前、私はこの作品を観て人生が変わりました。この作品との出会いは衝撃的で、今でも当時のパンフレットを開けばあの時の興奮を思い出します。私にとって本当に大切なこの作品の稽古場を見学できるなんて、これは神様が私に与えてくれた最高のプレゼントだと思いました。普段見ることの出来ない稽古!! 夢のような幸せな数時間、その時感じたことを書きたいと思います。
11時、稽古は藤岡さんクリスでテレフォンシーンの終わりから始まりました。そしてその後、笹本さん演じるキムとのウェディングシーン~トゥイの侵入~Last Night of the Worldまでの流れをやりました。この時、演出のフレッドさんがとても興味深いことをおっしゃっていました。それはトゥイがキムを連れて帰ろうとするシーンでの動きについてです。フレッドさんは、トゥイが部屋に入ってまず必要な行動は「写真を見る」ことだが、そこでしっかりとその小さな写真を見るという行動をしてしまうと逆に観客は「今何を見ていたのかな?」と混乱してしまう。演技上大切な所と観客の目線とをうまくかみ合わせていかなければならないとおっしゃっていました。いくら大切な動きだとしても逆にそれが観客の混乱を招いてしまうこともあるという考えに納得させられました。それと同時に人に見せる作品を作り上げる作業の大変さを感じました。
Last Nightが終ると舞台はまっさらになり、設定も3年後のホーチミンへと変わります。この舞台転換は本当に見事でした。海外から持ってきたこの立派なセットは素晴らしいです!! また、このシーンの「The Morning of the Dragon」の音楽とアンサンブルさんのダンスが更に迫力を増していると思います。私は久しぶりに見たホーチミン像に思わず「おぉ!」と言ってしまいました(笑)。
その後 I Still Believeまで通した所で私たちの見学は終了しました。この時エンジニアを市村さんが演じていました。今回はじめて市村さんエンジニアを観ましたが、初演からずっと演じてこられただけあって貫禄があり本当に素晴らしかったです!!
この作品のストーリーの他に魅力的なのは音楽です。直接は見えませんでしたが、聞いていると色々な打楽器や楽器が使われていると思いました。またCDを聞くと特に序曲は東南アジアの打楽器の音色によりあのサイゴン独特の雰囲気が作り出され、観客をMiss Saigonの世界に引き込む不思議な力があります。本公演を観る際は音楽の音色も楽しみたいです♪
短い時間でしたが、初めて見た稽古は非常に勉強になり楽しかったです。このような貴重なイベントを催してくださいまして本当にありがとうございました。今年の夏はMiss Saigonづくしで行きたいと思います!!
<特派員レポート⑫ 佐紀さん>
今回幸運にも『ミス・サイゴン』の舞台稽古見学に当選させて頂き観に行ってきました。
『ミス・サイゴン』を見た事がない私にとって何もかもが新鮮でした。ミュージカルを見た事は何度かありましたが、今まで観ていたミュージカルと迫力が違い、生の演奏、多くのキャスト、監督を始めとしたスタッフ…全てが私の想像をはるかに超えており、キャストの舞台稽古が始まる前から興奮しっ放しでした。
今回ソニンちゃん目当てで参加させて頂いたのですが、他のキャストの方々の熱い思いが伝わってきて早く全編通して観たい!!と強く思いました。
ソニンちゃんについて書かせて頂きますと、自分の番でなくても自主的に練習していて、この舞台を素晴らしいものにしようと努力を惜しまず頑張っているんだ…と、観ていて涙が出てきました。本業が歌手という事もあり、声が透き通っていて魅了されてしまいました。
見学後、初演から『ミス・サイゴン』に携わっている方と直接お話しする事ができました。質問にも1つ1つ丁寧に答えてくださっていて、スタッフの方々も素敵だからこそこんなにも良い舞台に仕上がるのだと実感しました。
今回このような企画に参加できた事を本当に嬉しく思います。ありがとうございました。
8月に観に行くのが今から非常に楽しみです。
<特派員レポート⑬ kikiさん>
『ミス・サイゴン』舞台稽古見学に、幸運なことにも選ばれ、勇み帝劇へ向いました。普段は東宝の社員の方でさえ見学できない稽古だとお聞きし、本当に貴重なチャンスを与えて頂いた事に感謝です。
当日の稽古は、数々の機械や音響などと役者さんの演技を合わせる稽古2日目。場面は、クリスのテレフォンシークエンスから。例えば、クリスの藤岡さんに演技の変更が伝えられる。それに伴うアンサンブルの動きの直しなど一つの変更で変わってくるいろいろな要素を細かく確かめながら進められる稽古の様子をつぶさに見学しました。
舞台が作られる過程がこんなに細かい作業の積み重ねであることに驚かされ、また今回のキャストは複数である為、一つの変更でも、その確認には何倍もの時間と手間がかかることを知りました。この作業をこつこつ続け、各場面のピースをつなぎ合わせ、初めて大きな舞台となるのです。何と気の遠くなるような根気のいる作業であることか!
舞台を見る時、つい目の前の役者さん、という上辺だけに目を奪われがちですが、一つの作品が舞台の上で演じられるまで、どれ程の多くの人の手が掛けられているかを実感した1日でした。
舞台とは、例えれば1枚の織物。キャスト、装置、照明、音響・・・・それぞれが1本の糸。演出や振り付けによって織り上げられていく。どの1本が乱れても美しい布にはならない。その為のたくさんの汗と、努力。私たちは、そんな織り上げられるまえの舞台を見せていただきました。そして感じたこと、私たちオーディエンスも織り上げられる1本の糸であること。私たちの熱い思いは、舞台の上にも反映されより素晴らしい作品となることを。
この夏は今回体験したことを胸に、『ミス・サイゴン』のテーマである「究極の愛」を探しに帝劇に通いたいと思っています。








