東宝 ミスサイゴン

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2008年10月29日

10月22日夜の部 特別カーテンコール映像です

お待たせしました。
10月22日夜の部に行われました特別カーテンコールの模様を、お届けしたいと思います。


その前に、yorimoについて、ちょっとお願いがあります。

誤解されている方が多いようなのですが、読売新聞さんyorimo(ヨリモ)に掲載の「今日のミス・サイゴン」を書いているのは、ムラタではありません。
先日も触れましたように、yorimoは、『ミス・サイゴン』にご協賛いただいた読売新聞さんによる企画であり、yorimo担当者さんがインタビューや写真撮影、記事の執筆をされています。
ですので、「今日のミス・サイゴン」に関するご感想等は、この『ミス・サイゴン』公式ブログではなく、yorimoブログ宛に書き込んで下さいますよう、お願い致します。
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さて、今日の本題、10月22日夜の部カーテンコール、です。

この回では、エンジニア/別所哲也さん、キム/笹本玲奈さん、クリス/原田優一さん、ジョン/岡幸二郎さん、エレン/シルビア・グラブさん、トゥイ/神田恭兵さん、ジジ/菅谷真理恵さんの7人のプリンシパルと赤組アンサンブル30名も東京公演の最後を迎え、出演者全員による千穐楽特別カーテンコールとなったのでした。
なお、タム役の首藤勇星くんもラストだったのですが、法律により子役さんは21:00以降の出演が出来ませんので、カーテンコールは残念ながら欠席でした。

ダイジェスト映像は、前編・後編のふたつに分かれています。
前編は、開演前の舞台裏、カーテンコールに出られなかった首藤タムのコメント(子役は21:00以降の出演が法律で禁止されています)、プリンシパルおよびアンサンブル代表の挨拶、が含まれています。
後編は、別所さんがぐずぐず(笑)になってしまったカーテンコール後半の模様、みんなで歌おうアメリカン・ドリーム、そして終了後の乾杯などです。


それでは、ダイジェスト映像、どうぞご覧下さい。


<夜の部 特別カーテンコール:前編>




<夜の部 特別カーテンコール:後編>





夜の部特別カーテンコールも、昼の部同様30分ほど続きました。
その詳しい模様や、プリンシパル7名と赤組アンサンブル代表/川口竜也さんのご挨拶を知りたい、という方は、以下の詳細レポートをどうぞ。

ただし、これも長いです(笑)。
ゆっくり、じっくりお読みくださいませ。




<10月22日夜の部 特別カーテンコール 詳細レポート>


カーテンコール恒例の花投げが終わり、幕が降りても、お客様の拍手は鳴り止むどころかどんどん大きくなっていきます。
出演者全員が東京での千穐楽を迎えたこの公演。
幕が上がり、「祝・千秋楽」の大看板の下に出演者の姿が現れると、客席からは熱狂的な歓声とさらに大きな拍手がわき上がりました。

真っ赤なジャケット、エンジニア役の別所哲也さんが一歩進み出ると、満面の笑みで胸に手を当て、
「ありがとうございます」
とお客様に向かって繰り返します。
深々と頭を下げた別所さん、
「沢山の拍手をいただきまして、本当に感謝致します。本日、千穐楽を無事、終えることが出来ました。本当に皆様、ありがとうございます」
この言葉を合図に、出演者全員が客席のお客様に向かってお辞儀します。
そして、おもむろに別所さんが口を開きました。


<エンジニア/別所哲也さん 挨拶>

えー、7月からスタートしました『ミス・サイゴン』、4年ぶりの再々演という形になるんですが、私自身は、エンジニアとして4年前、関わってから、また、こうやって皆さんと一緒にこの作品に関われたこと、そして時間をご一緒出来たこと、ホントに感謝しております。
僕自身、この役…『レ・ミゼラブル』と同じ作曲家が書いた作品ではありますけれども、全然また趣きの違う作品で、挑戦しがいのある作品でした。
…はぁ…はぁ…はぁ…(と、肩で大きく息をして息切れ状態の別所さん)
…「アメリカン・ドリーム」を踊ったばかりで…こうやって息が上がるのも、4年分、ちょっと年をとったかな、と思うんですが(場内笑)。
…はぁ…えー、エンジニア…はぁ…エンジニアも戦争孤児だという想いを胸に秘めて、今回も、演じさせてもらったつもりです。ホントに、皆さんの温かい拍手で、一日一日一回一回、僕もこの作品と向き合うことができました。皆さんの拍手がなければ、勇気を持って、この作品に向かうことが出来なかったかもしれません。ホントに皆さん、僕を支えて下さいまして、また、この作品を支えて下さいまして、ありがとうございました。


お客様に向かって頭を垂れた別所さんは、後ろを振り返ります。
「今日、ここにいるメンバー全員が、この帝国劇場での『ミス・サイゴン』から旅立つことになります。僕たち、青組・赤組と呼んでいるアンサンブルの集団があるんですが、今回は、赤組の皆さんが、今日でホントに最後になりますね」
と紹介あって、
「ちょっと代表して、ね、リーダーに。川口さん!」
別所さんの呼びかけで、赤組リーダーの川口竜也さんが前に押し出されます。
突然のことに困ったような笑みを浮かべる川口さん、別所さんに背中を押され、恐縮しながら一歩前へと進み出ました。


<赤組アンサンブル代表、クラブ・オーナー/川口竜也さん 挨拶>

すいません、どうもありがとうございます。
我々赤組も、プリンシパルの皆様と一緒に、今日、千穐楽を迎えることとなりました。
一年近くかけて、皆で精一杯創って来て…。赤組はホントに仲が良くて、皆で力を合わせて頑張って来たつもりです。えー、その成果が皆様にお見せ出来たなら、嬉しいな、と思います。
また、博多の分も頑張りますけれども…えー、(別の作品で)皆様とお会いすることもあるかと思います。その時はまた、よろしくお願いします。
本日は、どうもありがとうございました。


後列に戻ろうとする川口さんと固く握手した別所さんは、他のプリンシパルと共にかがみ込み、
「アンサンブルの皆さんです」
と、後ろに並ぶ30人の赤組アンサンブルに拍手を送ったのでした。
そして、
「せっかくですから、プリンシパルの皆さんにも一言ずつ」
お客様から大きな拍手がわき上がります。
「それでは、まず、ジジ役の真理恵ちゃん」
「はい」
明快な返事と共に、菅谷さん、前に進み出て一礼します。


<ジジ/菅谷真理恵さん 挨拶>

えー、皆様、本日は、ご観劇ありがとうございます。ジジ役を演じさせていただきました、菅谷真理恵です。
…えっと…最年少、初舞台…何もかもが初めてのことだらけの舞台でしたが、力強い、心強い…私を支えてくれたキャストの皆さん、そしてスタッフの皆さん、それから毎回、温かい拍手を下さるお客様のお蔭で、こうして無事に東京での千穐楽を迎えることが出来ました。
…っと、ホントに、『ミス・サイゴン』という作品に出会えて、沢山の宝物を、私は手に入れることが出来ました。この宝物を胸に、博多でも、えー、そしてこれからも、頑張っていきたいと思います。
えっーと…ホントに今は、感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました(一礼)。


「“カッコいい”が目標なんです」と語っていた菅谷さんらしく、きっぱりとして、笑顔の素敵な挨拶でした。

「続いてはトゥイ、神田くん」
別所さんの紹介に、神田さんが前に出ます。


<トゥイ/ 神田恭兵さん 挨拶>

皆様、本日は、どうもありがとうございます。トゥイ役の神田恭兵です。
えー、もう、(菅谷)真理恵ちゃんが言ってくれた…皆様にホントに、もう感謝…ホントにもう、感謝感激で…毎日毎日、ホント、一公演一公演ずつ…えーっと、何て言うんですかね…濃さがどんどん増していくな、と…自分で、えっと、実感してました。それはもう、ホントにこの作品が素晴らしくて、もう、出てるのがホント夢のようでした。
もう、今日でこの帝国劇場、離れていってしまうんですけど…でもまた、いつかね…出れたらいいな、と思っております。
また、博多で演りますんで是非、見に来て下さい。ありがとうございました。


笑顔で頭を下げ、きびきびと下手の立ち位置に戻る神田さんでした。
それを眺めていた別所さん、上手側の岡さんに向き直り、しばし見詰め合った後に、しみじみと一言。
「初々しいねぇ」
これには場内から大きな笑い声が上がります。
「ホントに」
と岡さん、笑いながら応え、
「枯れちゃってますしね」
またまた笑いが起きるの中、
「初心に帰りましょう」
と別所さんが結び、岡さんは深く頷き返したのでした…。

この日の別所さん、千穐楽公演ですべてを出し切り過ぎたのか、なんだか妙なテンションf^^; で面白トークが続きます。
続くエレン役/シルビア・グラブさんの紹介で、
「…大変ベテランでいらっしゃいますけれども…」
と、これまた、ご本人も噴き出すMCを披露、です。すかさず岡さんが、
「ベテランに見えるね」
とフォローを入れると、別所さん、
「見える」
と言葉を重ね、思わずシルビアさんが、「ありがとうございます」と返す場面も。
「エレン…どうぞ、シルビアさんです」


<エレン/シルビア・グラブさん 挨拶>

エレン役を演らせていただいてます、シルビア・グラブです。どうも。
えー…オーディション…基本的に落ちまくっていた私が、『レ・ミゼラブル』をやっと十…八年目で、受かり…えー、『ミス・サイゴン』もやっと、結婚した後に受かりました(笑)。そして、まあ、奥さんという役を演らせていただいてるんですけれども…結婚した後に受かって良かったなぁ、と…あの、ホントに、深く…最近思います。主人に感謝、なんですけども…この…何て言うんでしょう…心情が、ちょっとだけでも解ったかなぁ、と(笑)。
で、私、皆様より1ヵ月遅れて、この『ミス・サイゴン』の舞台に立ったんですけども…直前まで、ダンヴァース夫人という恐ろしい役柄を演っていて…(客席からの大きな拍手に) ありがとうございます。…それまた、何かいろんな意味でダンヴァースからその…エレンという役に入るのにも、ものすごく苦労致しました。えー…ここでもう3ヶ月経って、やっと無事、東京公演千穐楽が迎えられたことを、ホントに感謝しております。
博多のほうにも是非…(後ろを振り返って、別所さんに日程を確認しながら)…3月十…?…15日まで…名古屋でも『レ・ミゼラブル』やってるんですけれども、3月15日まで、博多でこの『ミス・サイゴン』やっているので、是非是非、博多の方にも足を運んで下さい。ありがとうございます(一礼)


6月30日まで、シアタークリエの舞台で3ヶ月のロングラン公演『レベッカ』に出演していたシルビアさん。
亡き女主人レベッカを敬愛する余り、新たに女主人となったヒロイン「わたし」に冷淡な仕打ちを重ねる使用人頭ダンヴァース夫人に扮し、♪レベーッカーッ! と歌い上げる鬼気迫った歌声と演技が絶賛されましたが、その分、『サイゴン』カンパニーと共に稽古を重ねる時間が少なかったことで、1人に遅れてエレン初日を迎えるまでも、迎えてからも、傍目にはうかがいしれない様々な想いがあったのではないかと思います。
そんなシルビアさんの3ヶ月が、ふと垣間見れたような、深い想いを感じるご挨拶でした。

シルビアさんが列に下がると、別所さん、「さあ」と、岡さんに目線を移します。
岡さんは、何を言われるかと半ば笑いながら、別所さんの言葉待ち。
「もうね…沢山の作品に出てらっしゃって」
「何ですか?!(笑)」
「岡幸二郎さん、です」


<ジョン/岡幸二郎さん 挨拶>

えー、本日は、皆様、ご観劇ありがとうございます。
えー、まずは4ヶ月…明日まだ一日、残っていますが…毎日毎日足を運んでいただいて、温かい拍手を送って下さった皆様方、お礼を言いたいと思います。そして、私たち役者が気持ちよくこの舞台に立てせていただけるように、陰で仕事をし頑張って下さったスタッフの皆様にも、そしてオーケストラの皆様にも、ホントに心から、お礼を言いたいと思います。ありがとうございます。
えー…この…私、思いますに…この帝国劇場というのは、非常に…帝国劇場で上演される作品というのは、ある種こう、品格のある作品が残っていくものだ、と、ずっと常々思っています。この『ミス・サイゴン』も、そのひとつ。それから、16年間続きましたこの『ミス・サイゴン』、16年前からその質を保って来た先輩方、キャストの皆さん…それを引き継いで、品格と質を、このまま博多に持って行きたいと思います。
東京で熟成されたものが、博多でまた、どう花開くか。
来年の1月3日から3月15日まで、博多でやっております。今日観て、観足りないなぁ、と思ったら是非また、博多にお越し下さい。
私は、このジョンの役から、この4ヶ月で沢山のものを、また、いただきました。えー、今日で帝国劇場は終わってしまいますが、ジョンは、まだまだ続きます。家に帰って、色々考えることもあると思います。また新しいジョンとして、博多で蘇りたいと思います。
本日は、どうもありがとうございました(一礼)


この作品に限らず、先輩から受け継ぎ、次の世代へと引き継いでいく役割、というものについて、岡さんはこれまでも語っています。
この『ミス・サイゴン』でもまた、そうした役割を大切にしながら作品や劇場と向き合い、そして来年の博多公演に臨もうとする真摯な姿勢と熱意が、静かなご挨拶からひしひしと伝わって来るのでした。

そして次は、原田優一さんです。
「クリス、原田優一、です」
と別所さんに背中を押されるように前に出た原田さん。岡さん同様、静かに語り出しました。


<クリス/原田優一さん 挨拶>

えー…本日は、ご来場ありがとうございました。一番、キスの回数が多いクリス(場内爆笑)、原田優一です(ここで、後ろにいた笹本玲奈さん、大いに頷きます)。…僕的にはあんまり意識がないんですけども、あんまりにも皆さんがそうおっしゃるので、最後くらいは自分で言ってみました(場内、またまた爆笑)。
…えー、この4ヶ月間、ホントに、キャストの皆さん、スタッフの皆さん、それからオーケストラの皆さん…ホントに支えていただき、同時に、沢山のことを学ばせていただきました。そして、今日初めてご覧になったお客様も、もう帝劇に住民票を移した方がいいんじゃないかというお客様も(客席笑)、4ヶ月間、ホントにありがとうございました。
いつも、千穐楽の時には言ってることなんですけども…もし、皆さんの周りのお友達で、再三言っても一度も来やがらなかったお友達(この、ブラックなユーモア溢れる言い回しに、後ろの別所さんから「おいおい」とジェスチャーで突っ込みが入り、場内に笑い声が…)、いらっしゃいましたら、ロビーの方でパンフレット売ってますから、それを見せて、「良かったよ」「楽しかったよ」「凄かったよ」「何で来なかったの?」「ばかじゃないの?」とおっしゃって下さい(客席笑)。そして話が、来年1月から博多でやってるよ、っていうことに回ると、幸いでございます。
皆様のお越しをお待ちしております。中洲川端の博多座で、お待ちしております。
本日は、ありがとうございました(一礼)。


…念のため書きますが、
字面だけだと、「何、その言い方?」と思われる方もいらっしゃるかもですが、原田さん、あくまで明るく爽やか、言い回しはブラックながら、ユーモア溢れるご挨拶でした。
悪し様にお客様を批判したとか、そういうことでは決してありません。
くれぐれも誤解のないようお願いします。
客席にいらしたお客様は、このご挨拶に大爆笑、だったのです。
稚拙な文章ですので伝わりにくいと思いますが、ホントにホントに、このレポートでもって原田さんのお人柄を誤解することだけは、なさらないで下さいませ。

で、淡々とした表情で、英国紳士も真っ青(?)のブラックな笑いをまきおこした原田さんには、別所さんも、
「力強いお言葉、ありがとうございました」
と言葉をかけ、対する原田さんは全く相好を崩すことなく、これまた淡々と別所さんに目礼して、さらに客席の笑いを誘っていたのでした。

そしていよいよ、
「我らがキム、笹本玲奈です」
別所さんに肩をたたかれ、笹本玲奈さん、前に進みます。


<キム/笹本玲奈さん 挨拶>

ありがとうございます。笹本です。
えー…えー…(困ったように笑って)…あの、ホントに、キムを演じ…られて、凄く凄く幸せな4ヶ月であったんですけども…反対に、凄い苦しい4ヶ月でもあったな、って…今、思います。えー、ホントに毎回毎回、一回一回が試行錯誤の毎日で…何だか、悔しい思いをすることも沢山あったし…。
今日も、あの…トゥイを、ちょっと、いつもより早く撃っちゃったりなんかしちゃって…(苦笑しながら、後ろの神田さんに向かい)…ごめんね。どんなけ早く殺したいんだよ、って、ね(苦笑)。
…そう…とか、ね…もう、ホントに何か…失敗とかも、次の公演に活かせるような作品だったな、と思います。
あの、ホントに素敵なカンパニーでして…キムっていう役はいつも、舞台上でも袖でも、いつも走ってるんですけども…袖でこう、走りながら衣裳とかを着替えてる時に、アンサンブルの方が「フレー!フレー!」って応援してくれてたり、後は、私がゼイゼイ呼吸してると、背中ポンポンって叩いてくれたりとか…。凄い、人間って、あったかくて、何て優しい生き物なんだろう、って…本当に今回は、それを実感しました。
えー、スタッフの方にも、キャストの方にも、そしてお客様にも、ホントに支えられた4ヶ月間でした。
まだ、博多座があるんですけれども、私は1月のみ、の出演となってしまいまして。…なので、エンジニアの市村(正親)さんとか、あとエレンのRiRiKAさんとか、照井(裕隆)さんとか…クリスの照井さんとは、もう(舞台上で)会うことがないんですけれども…ホントに素敵な方と…皆様と共演出来て、幸せでした。
また、博多座でお待ちしています。ありがとうございました(一礼)。


ゆっくりと、言葉を選ぶように語った笹本さん。
涙はありませんでしたが、それだけに逆に、一言一言に凝縮された4ヶ月分の想いが感じられるご挨拶でした。

別所さんは、同じく千穐楽を迎えたタムの首藤勇星くんが子役のため舞台上にいられないことに触れた後、締めくくりの言葉に入ります。
「本当に皆さん、えー、この『レ・ミ』」
ん???
場内、一瞬固まります。
別所さん、慌てて、
「『レ・ミ』じゃない! 『ミス・サイゴン』!」
別所さんの常ならぬ慌てぶりに、場内はざわめき、舞台上の出演者から一斉に突っ込みが。
「えーーーーーっっっ?!」
「違うんです! 『レ・ミゼラブル』とはまた、一味もふた味も違った…」
岡さん、横から、
「苦しい、苦しい」
とダメ出し。
「この深い作品は、同じ作曲家で…っていうことを…僕は…」
話せば話すほど深みに(?)はまっていく別所さん。
岡さんが絶妙なタイミングで、
「まあ、何となく出来るけどね。ここらへん(と、プリンシパルを指して)で、ね」
この言葉に、お客様からどっと拍手がおき、空気もどっと和んだのでした。

別所さんは、本当に恐縮して、
「大変、失礼致しました」
と、客席そして舞台上の出演者にお詫び。
『ミス・サイゴン』と、大きな声で言い直した後、

「こうやって支えて下さって、本当にありがとうごさいます。
本当に…あの…真面目にこの、帝国劇場を離れるのは、僕たち、非常に寂しい思いもします。
帝国劇場のスタッフと共に、こうやって何度も何度も創り上げた作品。そして、帝国劇場に足を運んで下さったお客様と共に創った作品。この作品の本当に伝えたいメッセージを、今度は博多で、また更に大きく育てていきたいなと思っていますので、えー、博多に、美味しいもん食べたいな、と思って来られることがあったら、どうぞよろしくお願い致します。
ホントに今日は、皆さん、ご来場いただきましてありがとうございました」

と結びました。

この後、舞台上の出演者、客席のお客様、一緒になって全員で「アメリカン・ドリーム」を歌い踊り、特別カーテンコールの幕は降りました。
が、拍手は鳴り止むことなく、何度も幕が上がります。
登場する度、お客様に「ありがとうございます」と繰り返し謝意を述べていた別所さんは、何度目かの登場で、
「『ミス・サイゴン』、最高です!」
岡さん、またも突っ込み、
「レ?(笑)」
別所さんも笑いながら、
「『レ・ミゼラブル』も最高ですけど、同じ作曲家です。同じ、キャメロン・マッキントッシュ・プロダクションです。どうぞ2つの作品、両方とも愛していただければなと思います」
と締めくくって、お客様からの温かい拍手に包まれたのでした。

そして、特別カーテンコールにも、ついに本当に終わりの時が。
「ホントに皆さん、沢山の拍手をありがとうございます。ね、岡さん、ね」
別所さん、突如、岡さんに呼びかけます。
「はい?」
「皆さんね…もう、皆さんね…この後ね、どっかでね、お食事でもしていただいてね」
「自分が食べたいんでしょ?(笑)」
最後まで岡さんに突っ込まれていた別所さんでしたが、
「この後、美味しいお酒を、いただきに、ね…私たちも、行きたいと思います。これが、ホントに最後でございます。ホントに皆さん、拍手で支えていただいて、ありがとうございます。気をつけてお帰り下さいませ。またお会いできる日を楽しみにしております。今日は本当に、ありがとうございました」

こうして約30分にわたり続いた特別カーテンコールが終了し、舞台上で手締め・乾杯が行われました。
ロングランを無事に終えた安堵感からか涙涙の人もいましたが、出演者にのんびりする暇はありません。衣裳や小道具など、翌日の大千穐楽に出席するために必要なものだけは除いて、事前にスタッフから指示された通りにとりまとめ、返却場所に持って行かなければならないのです。
千穐楽に来て下さったお客様へのご挨拶や、楽屋の片付けもあり、誰も彼もがバタバタ、バタバタ…。
ようやく全てを終えて帰途につく出演者の表情には、晴れ晴れとした笑顔が浮かんでいたのでした。

2008年10月25日

カリスマより、お客様へご報告です。

宣伝のカリスマ、飯田眞一です。

「ミス・サイゴン」をご支援くださったお客様にご報告です。



「ミス・サイゴン」千秋楽までに下記の金額の募金をお預かりいたしました。

ご賛同いただきました皆様への御礼とともにここにご報告させていただきます。



LAFOO 507.053円

ベトナム子供基金 474.112円



(外貨は邦貨に換金させていただきました)



重ね重ね御礼申し上げます。

本当に有難うございました。



「ミス・サイゴン」公演関係者一同


2008年10月24日

10月22日昼の部 特別カーテンコール映像です

昨日、確かに終わったはずなのに…劇場に行けば着々とバラし作業が進んでいるのに…そして、パソコンの画面に向かって、特別カーテンコールの映像を編集しているのに…それでもなんだか、まだ『ミス・サイゴン』、上演されている気がします。

一昨日、昨日と千穐楽を迎えたアンサンブルのコメント映像(後日アップします)を収録したのですが、
その時に何人かのキャストが、
「サイゴンに出るのが日常だったから、明日から劇場に来なくてよくなると何をしていいのかわからない」
と苦笑していたのが印象的でした。
確かに、毎日続いていたものがある日を境にスパッとなくなる、というのは、実に妙な感じがします。
寂しい、というのとはちょっと違うのですが…うーん、何と表現すればよいのでしょうね f^^;。
『ミス・サイゴン』を温かく見守り続けて下さった皆様の中にも、同じような虚脱感というか脱力感というか、そういうものを感じていらっしゃる方が、少なからずおられるのではないでしょうか?


さて本日は、10月22日昼の部、特別カーテンコールの模様を、ダイジェスト映像でお届けしたいと思います。

10月22日(水)は、昼夜とも千穐楽を迎えるキャストがいる、ということで、特別カーテンコールが行われました。
昼の部で東京公演を終えたのは、エンジニア/橋本さとしさん、キム/ソニンさん、クリス/照井裕隆さん、ジョン/岸祐二さん、エレン/RiRiKAさん、トゥイ/石井一彰さん、そしてタム/中西龍雅くんの7人でした。

それでは、10月22日昼の部特別カーテンコール、ダイジェスト映像、ご覧下さい。






この昼の部特別カーテンコール、橋本エンジニアの舌妙MCで大いに盛り上がり、なんと30分ほども続きました。
映像はダイジェスト版ですので、全容を知りたい、という方は、この後の詳細レポートでどうぞ。
ただし、長いです(笑)。覚悟してお読み下さいませ(笑)。

それでは、詳細レポート、どうぞ。


<10月22日昼の部特別カーテンコール 詳細レポート>

いつものようにカーテンコールが始まり、花投げが終わった後、お客様からの拍手に一旦下りた幕が上がると、舞台には祝・東京公演千穐楽の大看板が吊るされ、キャスト全員が整列しています。
「ありがとうございます。ありがとうございます」
鳴り止まない拍手の中、一歩進み出た橋本エンジニアが、お客様に何度も何度も頭を下げた後、
「本当に、ね、平日の真っ昼間からたくさんお越しいただき、本当にありがとうございます」
と、客席をどっとわかせます。
橋本さんは、この公演で数名が千穐楽を迎えることを告げ、舞台下手(向かって左側)からプリンシパル一人ひとりの名前を呼び始めました。
「トゥイ役の石井くん!」
石井トゥイが深々と一礼します。
「エレン役のエレンさん!」
…えっ? エレン役のエレンさんって誰?(笑)。
場内大爆笑の中、笑いを堪えてRiRiKAさんも一礼。
「キム役のソニンちゃん」
ソニンさん、一礼した後、橋本エンジニアがジョン役の紹介に移ろうとしているのを慌てて引き止め、
「タムも!」
エレンのRiRiKAさんとキムのソニンさんの間にいたタム/中西くんが、
「タム役の龍雅くん!」
と紹介され、満面の笑みです。
次は上手側に移り、ジョン役の岸さんの番だったのですが、何と橋本さん、
「きっしーのきっしー!」
とコール。
岸さん、これにはすかさず「おいおいっ」とジェスチャーで突っ込みます。
「ああ(笑)…ジョン役のきっしー」
RiRiKAさんといい岸さんといい…狙いなのかまじボケなのかf^^;、その辺りは判然と致しませんが(笑)、とりあえず言い直す橋本さんだったのでした。
「クリス役の照井裕隆」
丁寧にお辞儀した照井さん、最後は代わって、
「エンジニア役の橋本さとし!」
と橋本さんを紹介します。
「ありがとうございまーす!」
橋本さんは両手を突き上げると、頭を深々と下げ、
「…折角ですから一言、挨拶をさしていただきたいとおもいます。少し長くなってもいいかな?」
千穐楽らしい厳粛な雰囲気になったのも束の間、場内はまたも笑いの渦に…。
長いと予告したからには、お客様を立たせておくのも…と考えたのでしょう。照井さんが後ろから何やらささやいたのを受け、橋本さんは、
「皆さん、どうぞご着席下さい」
オールスタンディングの客席は、ここで一旦、じっくりコメント聞くぞ体勢に落ち着きます。
「まあ、長くなるっつってもね、やっぱりあの、今日の千穐楽の、この、喜びにいっぱいのトークを、これから繰り広げたいと思います」
場内爆笑の中、橋本エンジニアのご挨拶が始まりました。


<エンジニア/橋本さとしさん 挨拶>

もうね、あれなんですよ。『ミス・サイゴン』演る時には必ず、僕の人生に響くような何かが、起こるんですね。
2004年の時には、僕が飼ってるチワワの“ちょっぷ”くんがですね(客席笑)、あのぉ、死にかけまして(客席笑)、初日の前日。で、病院に預けて、もう心配しながら劇場に入りました。
で、劇場に着いたら見たことのないご婦人が居まして。「あの…すいません、どちらさまですか?」って尋ねたら、バーーーッいきなり抱きつかれて、「あなたの母です!」って言われたんです(場内爆笑)。「えーっ?! 今日、初日やのに、俺の人生ってどうなんやろ?」みたいな…。…ぐらい、ちょっとこう、鬼気迫るもんがあったんですけども。
まあその後、無事に初日を終えまして、ウチの実家の母に電話をしまして、ほんでもう、向こう(=実家のお母様)は何も知りませんからね。「さとし、今日、初日どうだった?」っていう心配してるわけですよ。「いやもう、初日はね、もうすごくいい初日を迎えたんだけど、それよりも凄いことあったよ。俺の“本当の”お母さんが現れた」(笑)。…って実家の母に言ったら、まあ激怒しまして。「誰やのそれは?! 私に決まってるやないの!」と。「あんたの時、どんなけお腹痛かったか! しかもあんた、オデコで止まったんやで。だから、こんなに長なったんや顔が!」みたいな(場内爆笑)。そこまで言わんでもええ、ってことまで言われまして(笑)。まああの、実際、僕の母は大阪に居る、いうことが、これでしっかり確信持てたわけなんですけど(客席笑)。

あとですね…まああの、私事で大変恐縮なんですけども…(ここで場内がクスクス、ザワザワ) ? 長い?(場内笑)
いやあの、私事で大変恐縮なんですけども…あの…『ミス・サイゴン』の、えーっと、稽古中にですね、まああの、父が亡くなりまして。僕の父はね、僕の舞台を一度も観たことがなかったんです。だから、この帝劇の『ミス・サイゴン』は絶対見せたかったんですけども…。毎回、一番近い所で観てくれてたと思います。僕のここ(と、胸を押えて)で、父は観てくれてたと思います。
まあそれは…母と父から生まれ育てられた橋本さとしが、こう、創り上げ、産みだしたこのエンジニアは、もうカンパニー全員、そしてお客様に育てられました。ありがとうございました。
(一礼した後、流れ落ちる汗と、目に浮かんだ涙をぬぐって)

そして2008年も、『ミス・サイゴン』は…私たち、この2008年のミス・カンパニー(場内爆笑)…ミス・カンパニーちゃうわ(と自分突っ込み)…『ミス・サイゴン』のカンパニー皆で創って産みだしたこの『ミス・サイゴン』は、お客様に育てられました。ありがとうございました。
(キャスト全員で一礼の後)
帝劇でこれだけ育ってしまった『ミス・サイゴン』、博多でどれだけ育ってしまうのか、もう先行き恐ろしい、先行き楽しみなことになってますけども。
まだ博多座は残ってますが、とにかく、この帝劇という演劇界のサンクチュアリでの『ミス・サイゴン』、私たちは今日、千穐楽になりました。本当に今日まで、どうもありがとうございました(プリンシパル6名とタム、一礼)。
でも…今日この、一緒に演ってくれた青組の皆さん、明日が千穐楽にもかかわらず、まるで今日が千穐楽のように、もう凄く熱い芝居をやってくれました。ホントに、もうホントにそんな熱い気持ちをですね、僕も一身に受け止めて、皆と一緒に最高の千穐楽になりました。本当にありがとうございました(と、キャストに向かって一礼)。
今日も、夜の千穐楽あります。赤組の皆と残りのプリンシパルの皆。そして青組も…明日もあります。どうか最後まで皆さん、温かい声援で彼らを見守ってあげて下さい。よろしくお願いします。


深々と頭を下げ挨拶を終えた橋本エンジニア、もう、汗だくで息も絶え絶えの状態で、
「それでは次の、石井一彰君に、一言、お願いします」
石井トゥイ、カチコチな動きで舞台前面へと進み出ました。


<トゥイ/石井一彰さん 挨拶>

えーっと…僕がこのような場でお話をさせていただけるのは、大変光栄です。
(固い!と客席より突っ込まれ、思わず「はい」と返事をしてしまう真面目な石井トゥイ…)
えっと…無事、千穐楽を迎えることが出来ました。今、僕がこのようにして立っていられるのは、本当にたくさんの人たちのお蔭だと思います。まず、観に来て下さるお客様、そしてキャストの皆さん、オーケストラの皆さん、そして…えー…裏で…バックアップをしてくれるスタッフの皆さん…そして、あの…歌唱指導の先生…歌の先生…(困ったような笑顔で懸命に言葉を探す石井さんの様子に、場内に笑みが)…そして僕を…この役をキャスティングして下さった東宝の皆様…そして最後に、家族。ホントに沢山の人のお蔭で、トゥイという役を東京で演じることが出来ました。本当にありがとうございました。


長々と一礼し、列に戻った石井さん。代わって、エレン役のRiRiKAさんの登場です。


<エレン/RiRiKAさん 挨拶>

えーと…無事、千穐楽を迎えることが出来てホっとしております。何度も足を運んで下さったお客様、本当にありがとうごさいました。
えー、エレンという素晴らしい女性に出会うことが出来て、この帝国劇場で…えー、私事なんですけれども、ホント一年の半分ぐらい、この帝国劇場でお芝居をさせていただくことになって、今年はホントに幸せだったなぁと思います[註:RiRiKAさんは今年、『ミス・サイゴン』の他に『Endless SHOCK』」にも出演していました]。
素晴らしいカンパニーの皆さんと、博多でパワーアップしてまた頑張りたいと思いますので、どうぞ、そちらの方もよろしくお願いします。本当にありがとうございました(一礼)。


RiRiKAさんの次は、岸祐二さん。
今度は橋本さん、「ジョン役の岸くん」と真面目に紹介します。


<ジョン/岸祐二さん 挨拶>

えー、ジョン役を演らせていただきました、岸祐二です。名前だけでも覚えて帰って下さい(客席笑)。
あの、僕は、ミュージカルというものに出会ってまだ2作目なんですけど[註:ご本人のコメント通りに記述しています]…足掛け6年目、えーっと…4年前の『ミス・サイゴン』の再演の時に、アンサンブルで出演させていただいて…今はジョンという役をいただいて、この劇場に立たせていただくこと、ホントに幸せに思ってます。
それから、その時に一緒だった照井くんと、またこうやって千穐楽を一緒に出来ること、すごく幸せに思ってます。
あの…はい…えー…まあ、感謝する人が、石井くんじゃないですけども(笑)、ホントに感謝することでいっぱいです。お客様、スタッフの皆様、キャストの皆様、ホントに、えー、ここまでやってこれてホントに良かったと思っています。
来年一月から博多で、博多座でお待ちしておりますので、そちらの方も是非、観に来て下さい。あの、更に進化した『ミス・サイゴン』をお見せ出来るかと思いますので、よろしくお願いします。ホント、今日はありがとうございました(一礼)。


続いてはクリス、照井裕隆さんなのですが、
「クリス役のテリー照井くん」
という橋本さんの紹介に思わず照井さん、笑ってしまいます。


<クリス/照井裕隆さん 挨拶>

えーっと、正直、千秋楽を迎えてほっとしています。
あのぉ…ホントに、4年前アンサンブルで出ていて、僕が歌ってたのが2小節くらいのソロだったんですけど…(後方のアンサンブルを見て)…高原くんが歌ってんのかな?(周囲が頷き)…♪急いで軍曹 脱出だ、夜明けまでに撤退だ、政府の命令だっ…だけが、『ミス・サイゴン』の3時間の中で僕の唯一のソロで、4年前はその2小節に命をかけて演ってました。それが、もう何小節かわかんないくらい今回は(笑)、歌わさせていただいて。ホントに『ミス・サイゴン』という作品と、石井くんが言った全部の人と(場内爆笑)…とてもとても感謝しています。
あの…ちょっと変な例えを言いますが、この帝国劇場ってホントに…何だろうな…舞台に立っていて温かくて、何か不安になると助けてくれる劇場で。やっぱ正直、大っきい役だし、袖で自分の役で出る前に、何か不安になっちゃったりとかもあるんですけど…こう、上とか見上げると…何ですかね…この劇場が出来てからホントに、沢山の作品が、沢山のお客さんに見守られて、沢山の方が立ってきた舞台…だからあの、古い土鍋の味がしみこんでるヤツ(客席爆笑)って言いますか…何回も鍋やったみたいな(笑)…あんな感じが…いろんなエッセンスが滲み出て、ホントに『ミス・サイゴン』だけじゃないダシが出てる作品になってるんだと思います。
で、今回、この素敵な皆と、ホントに多勢の方と共に、お客さんを含め『ミス・サイゴン』という素敵な鍋をやれたことを、とてもとても誇りに思います。
あの、この先もこの劇場は素敵な作品を産んで行くと思いますし、役者として生まれた以上その作品にも出て行きたいなと思いますので、これからも見守っていて下さい。どうもありがとうございました。


潔く一礼して列に下がった照井さん。
次はキム、と誰もが思う中、橋本さんの目線は、エレンのキムの間でニコニコ立っているタムの中西龍雅くんに…。
「えー、それでは…タムの龍雅くん」
龍雅くんに歩み寄り、かがんだ橋本エンジニアは、自分の額にあるワイヤレスマイクを指差します。後ろから、ソニンさんが、「このマイクに向かって喋って」とフォロー。
龍雅くん、橋本さんの額に顔を寄せ、
「あ」
これには場内爆笑です。
橋本エンジニアも笑いながら、
「何かご挨拶してみようか。どうだった?」
「ぼくを…」
しばし沈黙。
「…ここのぶたいにたって、うれしかった」
「おじちゃんにキスを」と頬を指し、劇中の歌詞を口にする橋本エンジニアに、言われるがままちゅっとした龍雅くんでしたが、すかさず、手で口をぬぐいます。橋本エンジニア、思わず舞台に突っ伏してしまったのでした。

気を取り直し、立ち上がった橋本さん、
「えー、それでは…もう、どのキムより距離感の近い、熱いキム。もう最高の、魂のキムを演じてくれました、ソニンです」

進み出たソニンさん、客席に向かい深く一礼した後、手庇で照明をさえぎり、客席を見渡します。
「すごーい!」
端から端まで、広い帝劇の客席を埋め尽くしたお客様に観劇の面持ちのソニンさんは、「もう、ホントに、もう…私、もう…」と繰り返しながら溢れる涙が止まらず、キャストを振り返って、
「…言葉が…出ない…」
泣きそうになるのを懸命にとどめ、ソニンさん、ゆっくり話し始めました。


<キム/ソニンさん 挨拶>

…私は、『ミス・サイゴン』を、実は自分が演るまで観たことがなくて…で、初めて、自分が出ることになって観たんですけど…こんなに深くて、ずっとやっていくべきミュージカルはないなって、毎回感じていました。沢山のテーマが盛り込まれ…テーマというか…伝えていくべきテーマが入っていまして、『ミス・サイゴン』には…。
あの…最後、キムという女性は自害して終わってしまいますが…これは、悲しいお話だけではなくて、ホントに現実そのものだったと思います、あの時代の。私はそれを実感しながら毎回3時間、キムを生き抜いて…。すごく…残るものは、すごくちょっとこう…哀しいかもしれないけど、役者としてはホントに幸せな3時間で…。こうやって帝劇の大っきい舞台に立って、毎回毎回、お客さんの出す空気だとか距離だとか違うのを感じながら…実際に、こうやって皆さんの顔をのぞくことは、舞台中はないですけども、いつも感じてパワーをいただいて…それをキムに活かしてました。
いつも私が、劇場に入ってやることは、ここ(=舞台)に来て、あの奥の(と指差し)2階席のホントに端の端まで全部の客席を見渡して、今日来るお客さん想像しながら手をあてて、「今日のキムをあそこまで届けよう」ってやってたんですけど。…私の回数で東京40回、ですか…もう記憶にないくらい、毎回、もうキムを生きられなかった回はない、ですね。
それはホントに帝劇…この劇場、そして毎回来て下さるお客様、そして、さっき石井くんが言った(場内爆笑)全ての方に、ホントに支えられて、いろんなこと…皆そうですけど、いろんなことあった中でホントに皆に支えられて、このキムを演って来れたと思っています。ホントにもう感謝の一言です。ありがとうございました。


一言一言、想いをしぼり出すように語ったソニンさんの挨拶に、場内割れんばかりの拍手が寄せられたのでした。
ここで、橋本エンジニアから、
「ホントにどうもありがとうございます。それでは、このまま終わるのも何かと思いまして、みなさんと一緒にアメリカン・ドリームを歌いたいと思います。それでは若林さん、よろしくお願いします」
と、舞台・客席一体となった「アメリカン・ドリーム」大合唱に。

この後、鳴り止まぬ拍手に応え、何度かキャストが舞台上に登場。
橋本エンジニアが、
「最高です。本当にありがとうございました」
と結び、手拍子で盛り上げジャンプでびしっと締めた…はず、なのです、が…なんと「脱皮」!(笑)。エンジニアの赤いジャケットの背中が、勢い余って破れてしまったんです。
(何故「脱皮」という表現になったかは、10月21日夜の部カーテンコール映像をご参照下さいませ)
動きの激しい橋本エンジニアの衣裳は痛みが激しく、9月のトークショーで岡幸二郎さんが借用した際にも、衣裳さんから、
「弱ってるから、大事に扱って下さい」
と注意があったとか。それをご本人、千穐楽でとうとう、ビリっとやってしまったのです。
帝劇最後のカーテンコールで、まさか「衣裳さん、ごめんなさい」と叫ぶ羽目になるとは、橋本さんも想像外の珍事だったことでしょう(笑)。

そして、カーテンコールもついにクライマックス。
幕が上がると、舞台奥からオーナー役の土屋研二さんに肩車され、右腕を高く掲げた橋本エンジニアの姿が!
「ホーチミンではありません! 生まれて初めての肩車! ありがとう!」
照井さんや岸さんの介添えを受けながら肩車を降りた橋本さん、土屋さんを「腰、大丈夫?」と労わりながら、何度も何度も、お客様に「ありがとう!」と叫び、5人のプリンシパルとタムと共に東京千穐楽を終えたのでした。

東京公演千穐楽

ご声援ありがとうございます。東京公演無事に万歳千穐楽を迎えることができました。

これも全てお客様のご支援の賜物と心より御礼を申し上げます。

死んでも当てろといわれる「ミス・サイゴン」です。今回も千穐楽を前に死にそうになりました。

この作品は、世界で唯一オリジナル演出で関わる者に勲しを感じさせてくれる作品でした。

製作発表から、公演中、数々のファン感謝イベントを行い、皆様と、触れ合うことができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。

心より御礼申し上げます。

カリスマの独り言
約20年前になるが、ロンドンの町をさまよいながら僕は「ミス・サイゴン」に号泣した。この悲劇が日本の観客に受け入れられるのだろうか。という不安とともに、帰国し一年半のロングランに備えた、オーディションから千秋楽までの約1000日は、僕の人生の中でも濃密な1000日だった。
今回は、三度目の「ミス・サイゴン」である。世界で唯一オリジナル演出である。このブログを通して、たくさんの皆さんから、ご声援を頂いた。時としてくじけそうになる僕の心を何度助けていただいたか、本当に心より御礼を申し上げるしだいです。また、イベントの度に、遅くまで、ブログを更新してくれた、ムラタさん、ファンとの架け橋になってくれて、本当にありがとう。イベントでパイプ椅子一つ一つを設営、撤収して、汗をかいで頑張ってくれた、製作の皆さん、宣伝室の皆さん本当にご苦労様でした。
そして、世界最高と思わせる舞台を創ってくれた、スタッフ、キャスト、オーケストラの皆さん、万雷の拍手で、ご覧頂いたお客様本当にありがとうございました。まだ東京公演が終わったばかりです。どうぞ博多座の公演も、よろしくご支援くださいますようお願い申し上げます。
「ミス・サイゴン」を今日上演する意義、私の大好きな演出家の鈴木勝秀さんが俳優のトム・ハンクスの言葉を紹介しています。私も心の底からそう思います。「私は戦争に行かされることがなかったことがうれしい。私は銃を持たされなかったことがうれしい。私は殺されなかったこと、誰も殺さなかったことがうれしい。できることなら、私の子供たちにも同じような幸運を味わってほしい」。
東京公演の千穐楽を迎えた日、天に向かってメッセージを伝えた。
「本田美奈子さん、あなたが植えた、『ミス・サイゴン』の種は、大きく成長し、今年も大きな花を咲かせましたよ・・・」

飯田眞一

お詫び

昨日、千穐楽の記事において、キム役が知念里奈さんだったにも関わらず、笹本玲奈さんと誤って表記してしまいました。
記事は既に修正させていただいております。
ご迷惑をおかけし、またご不快な思いや誤解を招いてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。

2008年10月23日

本日、東京公演千穐楽を迎えました

本日10月23日昼の部、『ミス・サイゴン』東京/帝国劇場公演は、ついに千穐楽を迎えました。
これも一重に皆様方のご支援のおかげです。本当にありがとうございました。



終演後の特別カーテンコールでは、千穐楽の大看板の下、本日の公演をつとめたエンジニア/筧利夫さん、キム/知念里奈さん、クリス/藤岡正明さん、ジョン/坂元健児さん、エレン/鈴木ほのかさん、トゥイ/泉見洋平さん、ジジ/池谷祐子さん、タムの寺井大治くん、そしてアンサンブル青組のメンバー、全38名の出演者の他、昨夜楽を迎えたアンサンブル赤組のメンバー31名と首藤くん・中西くんの2人のタムも登場し、「アメリカン・ドリーム」を歌い、お客様の大きな大きな拍手に何度も応えたのでした。

最後は、筧エンジニアが舞台中央に正座し、客席に向かって深々と頭を下げ、カーテンコール終了。
幕が下りた後、駆けつけたエレン/浅野実奈子さん、トゥイ/神田恭兵さん、ジジ/菅谷真理恵さんも加わって舞台上で手締め・乾杯が行われました。

1月のサイゴン・スクール開校から今日までの日々、苦楽を共にしてきた出演者たち。
公演の幕を無事に終えることが出来た安堵感や、ロングランを乗り切った達成感、公演が終わってしまったことでの喪失感など、様々な想いを噛み締めながら、笑顔と涙で帝国劇場を去っていきました。

カンパニーは約1ヵ月半のお休みの後、博多座公演に向けての稽古に入ります。
博多座公演は、2009年1月3・4日プレビューの後、1月5日に初日の幕を開け、3月15日まで続きます。
どうぞ皆様、『ミス・サイゴン』博多座公演も、帝劇公演同様、ご支援いただけますようお願い申し上げます。


公演は千穐楽を迎えましたが、ブログの方はまだしばらく続きます。
千穐楽特別カーテンコール映像など、お届けしていく予定です。
今しばらくお付き合いいただけますよう、よろしくお願い致します。


それから、既にご存知の方も多いと思いますが、『ミス・サイゴン』東京公演にご協賛いただきました読売新聞さまのウェブページ「yorimo」で、「今日のミス・サイゴン」と題したブログが展開されています。
読売新聞さまの企画による、写真と文章によるインタビュー記事や現場レポートです。
yorimo担当者の方が日々、いろいろな話題をアップされています。
昨日・今日の千穐楽の後も集合写真を撮影されてましたので、恐らく、yorimoページに掲載されているのではないでしょうか。
公式ホームページの左にあるメニューの下に、「ヨリモのブログ」というリンクを貼ってありますので、ご興味ある方は是非、どうぞ。



とり急ぎ、千穐楽を迎えての御礼まで。
それでは、また明日。

2008年10月22日

本日カテコ速報、と、昨日夜公演特別カテコ映像です

昨日10月21日夜公演で、キム役の新妻聖子さん、エレン役の浅野実奈子さんのお2人が、東京公演千穐楽を迎えました。

また本日22日は、昼の部で橋本エンジア、ソニンキム、照井クリス、岸ジョン、RiRiKAエレン、石井トゥイと中西タムの7名が、夜の部では別所エンジニア、笹本キム、原田クリス、岡ジョン、シルビアエレン、神田トゥイ、菅谷ジジと首藤タム、そして赤組アンサンブル30名が東京公演最後となる舞台をつとめました。



昼の部カーテンコールでは、まずはエンジニア/橋本さとしさんがご挨拶。
トゥイ/石井一彰さん、エレン/RiRiKAさん、ジョン/岸祐二さん、クリス/照井裕隆さん、キム/ソニンさんの順にそれぞれの言葉がありました。
ソニンさんが「言葉にならない…」と涙ぐむと、舞台上のキャストも客席のお客様も目が潤みます。
愛らしいタム/中西龍雅くんからも一言あり、お客様からの熱い拍手鳴り止まぬ中、30分もの大カーテンコールとなったのでした。


そして夜の部。
発声練習時には、赤組アンサンブルが各プリンシパルに「お世話になりました」「ありがとうございました」と揃って挨拶して回る場面も。
座って身体をほぐしていた神田トゥイは、立ち上がりそびれたまま周囲をアンサンブルに取り囲まれ、彼らを見上げる格好に。なんだか可笑しな絵面だったのですf^^;。
開演前には、恒例の円陣の後、みんなで記念撮影。千穐楽ムードが否応なしに高まります。
2時間45分の本番を終え、特別カーテンコールへ。
エンジニア/別所哲也さんの進行で、ジジ/菅谷真理恵さん、トゥイ/神田恭兵さん、エレン/シルビア・グラブさん、ジョン/岡幸二郎さん、クリス/原田優一さん、キム/笹本玲奈さんの順に挨拶がありました。
アンサンブル赤組は、オーナー役の川口竜也さんが代表でコメントし、夜のためタムの首藤勇星くんの姿はありませんでしたが、全員が清々しい表情で迎えた千穐楽カーテンコールとなりました。


それでは、新妻キム、浅野エレンの千穐楽となった昨日、10月21日夜の部特別カーテンコール、ダイジェスト映像でご覧下さい。





なお、浅野さん、新妻さんのご挨拶、全文をご覧になりたい方は、以下、文字レポートでどうぞ。



<エレン/浅野実奈子さん>

本日は、ご観劇ありがとうございました。エレン役の浅野実奈子です。

えー、私はあの、製作発表の時に、16年前の初演のこの『サイゴン』を…観ていなければ、今の私はいません、ということを…(と涙ぐんで)…ごめんなさい…言ったんですけど…まさにその夢が叶った舞台でした。
で、夢が叶って、どんなに夢のような幸せな毎日が待っているのかと思いきや、実際に幕を開けてみたらもう本当に、自分が満足する出来の時っていうのがホントになくて、いつも、もっとこうしたい、もっとああしたかったのに、と思う気持ちで一度も満足出来なくて、実は幸せでありつつ、ものすごく…苦しい日々でありました。
でも、やっぱりあの、これだけずーっと思い続けてきて…苦しかったっていうのは本当に(サイゴンが)好きだから苦しかったんだろうなぁ、っていうことをホントに今、改めて感じています。
ホントに好きなことのために…悩んで苦しんで、舞台に立つことが出来て、私は本当に本当に嬉しかったです。

私事で恐縮なんですけども、この公演中に2つの大きな出来事が、私事なんですけどもありまして、ひとつは中学からの友達が子供を産みまして、ホントに生まれたての赤ちゃんに会いに行ってすごい感動したことと、もうひとつは、あのカンパニーのみんなにも言ってなかったんですけども、実は公演中に祖父が亡くなりまして…命の誕生と最期の時というのに、この公演中に出遭いまして、すごく人生とか時間とか、そういうものを考えさせられたんですけども。
…私が今、本当に充実した幸せな日々を過ごすことが出来たということに、心から感謝したいと思います。

えっと…(涙をぬぐって)…すいません、博多公演が…終わるまで泣かないつもりだったんですが…ホントに…共演者、オーケストラ、スタッフの皆さん、この作品に関わって下さったすべての皆さんと、足しげく劇場に通って下さった皆さんに…心から感謝したいと思います。
本当にありがとうございました。

11月・12月をどのように過ごすかが、課題です。
精進して、一回り大きくなった姿で博多公演、迎えられたらいいなと思いますので、是非、お時間のある方は博多公演、遠いですけれど応援をしに来て下さい。
お待ちしております。

本日は、本当にありがとうございました。




<キム/新妻聖子さん>

ありがとうございます。
橋本さとしさんから愛あるご紹介をいただきました、キム役の新妻聖子でございます。

本日、カンパニーの中でも一足早く千秋楽を迎えます…迎えました (…この辺りから、いつも冷静な新妻せんが、テンション高く、涙ぐんだ状態に…)。
ついにこの日が来たなぁという思いで…開演前から…迫り来るエモーショナルな自分を押さえて…今日もキムの人生に集中しようと、それだけを心に留めて…ヘリコプターの音を聴きながら、キムとしてこの舞台に立ちました。

えー…私はですね、2004年にこのキム役を演って…演らせていただいて…人生が変わりました。
…で、4年ぶりに再びキム役としてこの4ヶ月間生きて来られたことは、本当にまた、私の人生の中で大きな転機となりまして…4ヶ月の間に出会わせていただいたすべてのお客様、そして、スタッフ・キャストの皆さん…との出会いが、ホントにかけがえのないものとなって、今、私の中にあったかい気持ちを抱かせていただいております。
今日はホントに…客席からも、そしてキャストのみんなからも…オケピからも…もう、あらゆる所から皆さんの愛と優しさとサポートを感じて、あぁ本当に一人じゃないなぁって思いながら、演っておりました。
劇中、ヘリコプターが出て来るシーンなんかは色々と段取りが大変で、危険なシーンでもあるんですけれども、ホントにアンサンブルの皆さん一人ひとりが気遣って下さって…みんなでひとつのシーンを作り上げていくんだなっていうことを、ホントにひしひしと感じて、私はなんて幸せなんだろう、と思いました。

まあ、今日、ホテルシーンですっころびましたが(客席笑)…あ、やっぱりばれてました?…ですよねー、ははっ(笑)。
(後ろの浅野エレンに近寄り、手を取って) ごめんなさい! ホントに! 歌いにくかったでしょ? (浅野エレン「大丈夫、大丈夫」)
あ、でも、ホントに (と客席に向き直り) 打ち所も悪くなく(客席笑)、至って元気でおりますのでご安心下さいませ。

えー…ということで、最期まで何かやらかす新妻キムではありましたが(笑)、無事に…無事にと申してよろしいんでしょうか?…無事に今日をつとめられましたことを、本当に心から感謝してます。

『ミス・サイゴン』、明日・明後日で東京公演4ヶ月ロングラン、終盤…終盤じゃない、もう終わってしまいますが、「まだ、観足りないんだ」と、「まだまだ『ミス・サイゴン』観たいんだ」という皆さんはですね、是非、年をまたいで1月・2月・3月、福岡/博多座でも公演をしておりますので。
「新妻キムもまだ観足りないんだ」という方はですね、来年、博多でブイブイ演っておりますので(笑)、是非、新幹線でも飛行機でもですね、使ってひとっとび会いに来ていただければ、こんなに嬉しいことはございません。

とにかく、今日初めて『ミス・サイゴン』ご覧になったという皆様も、ずっと4ヶ月間応援してきて下さったファンの皆様にも、本当に、今日の出会いに心から感謝致しまして、みんなで創り上げた今日の舞台が、皆さんの心に残ればいいな、と深く願っています。

ホントに感謝の気持ちでいっぱいです。
本日は、誠にありがとうございました。 明日23日は、いよいよ東京公演大千穐楽です。 それでは、また明日。

2008年10月14日

幻の選手迷鑑

一昨日、12日(日)の公演で指揮者の塩田明弘さんが東京千穐楽を迎え、カーテンコール終了後のオーケストラの演奏では、お客様からいつも以上に大きな拍手をいただきました。
13日(月)の公演からは、再び若林裕治さんが登場し、23日の千穐楽までをキャストと一緒に頑張っていきます。


ところで、去る10月6日に雨天中止となった「ミス・サイゴン野球大会」。
ご観覧の皆様にお配りしたいと考えていた「選手迷鑑」ですが、試合がなくなったことで「幻」となってしまいました。
せめて、出場予定者のユニフォーム写真をお目にかけられれば、と、現場のスタッフから映像が届きましたので、アップしたいと思います。

どうぞご覧下さい。






ちなみに、映像冒頭にあった「ヘリコプター」は、2幕「キムの悪夢」の場面で、クリスたちがサイゴンを脱出すべく乗り込むヘリコプター「UH-1」です。

で、皆様にお知らせです。
映像にあったUH-1を、1名様にプレゼントさせていただきます。
応募方法等の詳細は後日、発表いたします。



なお、野球について多数のお客様から「是非、開催を」とご要望いただいておりますが、残念ながらその予定はありません。
が、大会の代わりに先週10日(金)、メンバー有志が帝劇スタッフチームと対戦したそうです。
スタッフとのプライベートな試合であったことと、前日に急遽対戦が決まったことから、事後報告とさせていただきました。

キャスト側の出場メンバーは、
1番 ショート 鈴木雄太さん、2番 サード 植木達也さん、3番 キャッチャー 杉野俊太郎さん、4番 ファースト 岸祐二さん、5番 セカンド 吉丸修一朗さん、6番 レフト 栗栖裕之さん、7番 センター 土倉有貴さん、8番 ライト 猪原光浩さん、9番 ピッチャー 野島直人さん、
スコアは、帝劇 10200000、サイゴン  20130001×、3-7でサイゴンチームの勝利でした。


  10月10日サイゴン野球メンバー
  前列左から鈴木雄太さん、猪原光浩さん、杉野俊太郎さん、吉丸修一朗さん、植木達也さん
  後列左から野島直人さん、土倉有貴さん、栗栖裕之さん、岸祐二さん

2008年10月07日

最後の稽古場イベント、締切りました

昨日の休館日、雨で野球大会は中止となってしまいました。
出場や応援を予定していたキャストや準備を進めていたスタッフは、ガックリ。
楽しみにしていらしたお客様も残念に思われたことでしょうが、まあ、天候ばかりは如何ともしがたく…。

本日よりまた、キャスト&スタッフは残り少なくなった公演に全力投球です。

さて今日は、稽古場イベント「みんなでMiss Saigon vol.14~Magical Party」の募集を締め切らせていただきました。


稽古場イベントもついに最終回。
祝日の夕方の開催、ということもあってか、今回の募集では、いつも以上にたくさんのご応募をいただきました。

抽選の結果、みごと当選されたお客様には、宣伝室の担当者よりお知らせメールが届いているかと思います。
ご招待ハガキは明日の投函となるそうですので、お手元に届くまで今しばらくお待ち下さい。


稽古場イベントつながりの話題…とは言え、ちょっと脱線ですが、
昨夜、Tokyo Saigon Boys(石川剛さん・川口竜也さん・小森創介さん・高原紳輔さん・橋本好弘さん)のメンバーが稽古場を飛び出し、都内某所でライブを敢行したので、ちょっとお邪魔してきました。
ジジ役の池谷祐子さんがゲスト出演したこのライブ、稽古場イベントより更にパワーアップした歌やトークで盛り上がり、終わってみれば休憩30分を入れて2時間半の長丁場!
でも、あまりの楽しさに時間はあっと言う間に過ぎ、終わってみれば笑い過ぎで顔とお腹の筋肉が痛くて…。
あ、楽しいだけじゃなかったですよ(笑)。芸達者なメンバー揃いですから、歌も踊りも演奏も、とにかく素敵だったのです。

Boysは、博多座公演前、12月22日にまたまたライブをやるそうなので、ご興味ある方は、小森創介さんのホームページ「小森創介でございます!」をチェックしてみて下さいね。
12月のライブ詳細は、来週月曜日にアップ予定だそうです。

ゲスト出演していた池谷さんも、11月末にライブ(?)をやるそうで…あ、これ、確か今日、彼女のブログに詳細がアップされているはずです。
詳しくは、池谷さんのブログ「池谷祐子☆☆ブログ」で。


彼らだけではなく、『サイゴン』出演メンバーは、東京公演終了後、博多公演までの間にいろいろ活動するようです。
ライブをやったり、舞台に出たり…。
近いところでは、トゥイ役の神田恭兵さんと横田裕市さん2人のライブが、、千穐楽すぐ後の10月26日、だったかと。
(詳しくは、主催:オフィスクロキのホームページでどうぞ)


なんだか、告知ページみたいになっちゃいましたねf^^;。
まあ、皆さん、ご興味ありましたら、どうぞ。


最後に、
稽古場イベントについては多くのお客様より、これを最後とせずに機会を増やしてほしい、というご要望をいただいておりますが、残念ながらお応えすることが難しい状況にあります。
どうぞご理解たまわりまして、東京公演千穐楽まで『ミス・サイゴン』を見守っていただければと思います。


それでは、また。

2008年10月05日

野球大会、中止です!

お知らせです。

明日10月6日(月)、江戸川区球場にて開催予定だった「ミス・サイゴン野球大会」ですが、
天候およびグラウンド状況により、残念ながら

中止

となりました。
日延べはございません。
ご了承下さい。

2008年10月04日

10月13日イベント・メンバーより、メッセージ映像です

昨日お話ししたように、10月13日(月・祝)に開催される稽古場イベント「みんなでMiss Saigon vol.14」出演メンバーによる、お客様へのメッセージ映像をお届けしたいと思います。


「みんなでMiss Saigon vol.14 ~ Magical Party」は、6月からご好評いただいて参りました稽古場イベントの最終回です。
出演は、板垣辰治さん・五大輝一さん・水越友紀さん・桑原麻紀さん・藤咲みどりさん・水野里香さん・安田貴和子さんの7人。
ゲストで、クリス役の原田優一さんも登場します。

彼らのイベント稽古の場にお邪魔して収録した映像です。
どうぞご覧下さい。






「みんなでMiss Saigon vol.14 ~ Magical Party」は、10月7日(火)午前10時まで、参加のお申し込みを受付中です。
皆様のお越しを、お待ちしておりまーす。

2008年10月03日

稽古場イベント第12弾がありました!

今日は、昼公演のみの日。
夜は、稽古場イベント「みんなでMiss Saigon vol.12」がありました。
3回目の登場となったTokyo Saigon Boys(石川剛さん・川口竜也さん・小森創介さん・高原紳輔さん・橋本好弘さん)による「みんなでMiss Saigon vol.12」。
"I Got Rhythm" のメロディに乗って始まった今回は、メンバーの歌やダンスのみならず、ジジ役の池谷祐子さんがゲスト参加して男女のデュオも披露(なんと高原さんはピアノ弾き語り!)されるなど、ますます大人なエンターテイメント感たっぷりの内容でした。

「みんなで踊ろうアメリカン・ドリーム」コーナーでは、小森さん扮する“マスター”が進行役となり、絶妙な爆笑マスター・トークで、お客様に手の振りを説明。
アメドリのボーイズの衣裳で登場した“小マスター”池谷さんが、小森さんの助手役を務めます。
その間に、石川さん・川口さん・高原さん・橋本さんの4人は、ステージに上がった20名のお客様に振付を指導し、コーナーの最後は、全員で歌って踊って盛り上がったのでした。


 小森“マスター”(写真右)と、
 “小マスター”池谷祐子さん



 ”Tokyo Saigon Boys" &ゲスト、です
 写真左から高原紳輔さん、川口竜也さん、橋本好弘さん、池谷祐子さん
 写真右前が小森創介さん、後ろは石川剛さん


イベントの最後には、緊急決定したTokyo Saigon Boysライブのお知らせも!
『ミス・サイゴン』博多座公演が始まるちょっと前、12月22日に行われるそうです。
詳細は決まり次第、メンバーのブログにアップされるそうですので、ご興味のある方はチェックをお忘れなく!



話は変わりますが、今日、終演後に、10月13日のイベント最終回「みんなでMiss Saigon vol.13」出演メンバーのお稽古にお邪魔して、映像コメントをもらってきました。
ゲスト出演のクリス役/原田優一さんの姿もあり、「サイゴンに戻って来てどうですか?」と尋ねたところ、「いい感じです」という答えが返ってきました。
しばらく作品と距離をおいたことが良い効果をもたらしているようです。
戻ってきた原田クリス、公演期間は残り3週間です、お見逃しなく!
そして、イベントのPR映像は、明日アップします。
どうぞお楽しみにー。


それでは、また明日。

2008年10月01日

LTT締切りました&最後のイベント募集開始!

10月です。
涼しいを通り越して肌寒い毎日ですね。

昨日、9月30日夜公演では、クリス役/井上芳雄さんが一足早く千穐楽を迎えました。
カンパニーも、ついにゴールが見えてきたかなぁと思いつつ、日々頑張っています。

さてさて本日は、10月10日(金)の稽古場イベント「みんなでMiss Saigon vol.13~Challenge最終回!!!!」の応募を締め切らせていただきました。
そして、「みんなでMiss Saigon vol.14~Magical Party」の募集開始、です。



6月8日、7月25日、8月15日、そして9月15日と稽古場イベントに登場したLTT Communications(片根暢宏さん・鎌田誠樹さん・清水裕明さん・野島直人さん・ピアノ/間野亮子さん)の面々。
エレン役の浅野実奈子さんが加わり、LTT+1でおおくりする「Challenge最終回」にも、たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
ご当選された皆様には、宣伝室の担当者より、お知らせメールが届いているかと思います。おめでとうございました。


代わって本日、募集を開始したのが、10月13日(月・祝)の「みんなでMiss Saigon vol.14~Magical Party」です。
多くのお客様のお声に支えられてきた稽古場イベントも、ついに最終回を迎えます!
ラストを飾るメンバーは、いずれもイベント初登場。
板垣辰治さん・五大輝一さん・水越友紀さん・桑原麻希さん・藤咲みどりさん・水野里香さん・安田貴和子さんの7人が、クリス役の原田優一さんをゲストに、マジカルなひと時をお届けする予定です。

詳細は、いつものように公式ホームページ・トップ、「ブログ」ボタンの下の「最後の稽古場イベント」をクリックしていただけば、ご覧になれます。
皆様のご応募、お待ちしておりまーす。

 
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